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2023年2月26日

ドンブラザーズからのラストメッセージ

1年間応援ありがとうございました。
最後にキャストから、感謝を込めてメッセージをお届け。

ドンモモタロウ/桃井タロウ役 樋口幸平

まずは1年間本当にありがとうございました。最後に、1年間の思いを書きたいと思います。

僕はこの業界に入って2年目で桃井タロウという役に巡り合いました。初めは本当にガチガチで、1話の自分の芝居は今でも見られない程下手くそで、何も分かっていませんでした。そんな僕なのにレッドを務める…前作の主人公を演じたきいた君(駒木根葵汰)がいる事で作品としての安心感が出て現場でも助かった事が多かった反面、正直比べてしまったことも。ゼンカイジャーよりもいい作品にしたい、「負けたくない」と最初の方は強く思っていました。

そうは思っているのに自分に自信がなく、座長として何もできていない…苦しいと思う日もありました。でも、ある時突然、“役に入り込んだ”と自分で実感できる日が来たんです。そこから自分でも成長を喜べる程「桃井タロウ」が定着してきたのを感じ、その頃には「ゼンカイジャー」はゼンカイジャーの色がある、「ドンブラザーズ」にはドンブラザーズの色があるんだ、と思えるようになっていました。

そして、田﨑竜太監督からの「全員に好かれて、仲良くしようとしなくてもいいんだ。気にしすぎるな」の言葉で、「この作品がいい方向に進むようにさえ考えていれば自然とみんながついてきてくれる」と気持ちがすごく楽になりました。

こうして色々学び、別の視点からの考え方もできるようになり、1年が経ちました。今考えると樋口幸平の全てを、この1年間で磨いて貰いました。

オールアップの時には、心の底からみんなへの感謝が込み上げ涙が止まりませんでした。「ドンブラザーズと言う作品に巡り会えて本当に良かった」「1年間やり切ったんだな」と思えた瞬間でした。作品を愛して頂けるのがこんなにも幸せなんだという事も知れました。

またいい作品と縁が出来て幸せな気持ちを味わえるよう精一杯頑張っていきます。これからも宜しくお願いします!!

サルブラザー/猿原真一役 別府由来

ついに最終回を迎えましたね。いかがでしたか?? 僕はですね、最終回の台本を読んでる時から既に感動で涙が溢れてきてました。笑 皆さんの心に残る作品になってくれたら嬉しいなと思います!!本当に幸せな1年間でした。

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に関われて良かったなって思います。
デコボコだらけのドンブラザーズ 9人。
こんなにバラバラだった戦隊って今まで無かったのでは?!って改めて思いました。
でもそれが面白いんですよね。

みんなが完璧じゃない。一見、完璧な桃井タロウも“嘘がつけない”という弱点があったり、この世には完璧な存在っていないんだなと教えてくれた。だからこそお互いが助け合って、生きていくんですよね。

僕はつい、何事も完璧に完璧にって考えて自分を消耗させてしまう性格だったのですが、この作品を通して誰かに少し甘えてもいいんだってのも気づかせてもらいました。
でも甘えすぎは禁物ってのも承知してるので!!笑

そして同じように猿原真一という存在。彼の存在も僕に新しい視野を持たせてくれました。彼のように飄々と生活することも時には良いんだなって。

最初、なかなか彼が思っていることを理解しきれなかったり、自分に落とし込むのが難しかったんですよ。似ている部分はもちろんあるけど生活スタイルも真反対だったり。でも1年間通して、今なら自信を持って言えます。

彼の真の理解者は僕だって。

というか気づいたんですよ。なぜ理解できなかったのか。理解できない部分というのは、僕自身が認めたくなかった自分自身の悪い部分と同じなんじゃないか?!って。

40話近くの時に「ラスト10話か~」って思って改めて台本見返したり、自分を見つめ直した時にこれに気付いたんですよ。

そういう意味では僕と猿原真一は凄い似ているんだなって。俯瞰して自分を見ている気分になって、人間としても一歩成長できるきっかけを彼は与えてくれました。

誰かのきっかけになれたらって思ってこの活動をしている僕ですが、猿原真一から成長するための、きっかけをもらえました。本当にありがとう。僕は君を演じることが出来て、出会えて本当に感謝しています。そして今後も僕の成長を見守っててください。

この1年間応援してくれた皆様、皆さんの生活を華やかにすることは出来ましたか?何かのきっかけになったりしましたか?少しでもこの作品が皆さんの支えになってたらいいなと思います。

何気ない日常を暮らしていたドンブラザーズのメンバーたち。画面を開けばいつでも僕たちは存在し続けています。何かで辛くなったら、いつでも帰ってきてください。何かのヒントがあるかもしれませんよ!これがホームドラマのいい所ですよね。見ている時の感情だったり、これまで経験してきたことによって見え方だったり感じ方も変わって見える。子供達が成長をして、大人になってから再びドンブラザーズを見る機会があった時、きっと感じ方が変わってると思います。

「あのキャラ嫌い。」とか当時思ってたキャラが大人になったら一番理解できるようになるとか。

この1年間、ドンブラザーズという前衛的な作品だったから、子供に悪影響だ!!とかの声も届いたりしました。でも芯は間違ったことは言ってない。

だから大切なのは僕ら、周りにいる大人たち。イベントなどで会う子供たちが沢山いるとその周りには素晴らしい大人が居るんだなってのが僕には伝わってきます。本当にありがとうございます。

きっとこのメッセージを率先して読む子供達は少ないとは思うので(もし読んでたら理解出来てると信じます!笑)、あえて“子供達へ”ってのは無くしますが、これを読んでくれている大人の方が僕の想いを汲み取って子供達に伝え、成長に繋げてくださることを願っています。

ここで一句

春芽吹き
次の命と
縁結ぶ

本当にありがとうございました!!

オニシスター/鬼頭はるか役 志田こはく

一年間、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を応援してくださった皆様、ありがとうございました。
遂にドンブラザーズも最終回を迎えてしまいました。

喜怒哀楽が激しく、ちょっとお調子者で、どんな困難にも立ち向かい、自分を犠牲にしてでも誰か助けたいという優しさ、仲間思いで真っ直ぐなオニシスター/鬼頭はるかは、一生私のヒーローです。

はるか、ありがとう!

はるかにとっても私にとっても、ドンブラザーズは真実の物語です。

スタッフの皆様、携わってくださっている全ての関係者の皆様が、私を一から育ててくださりました。早朝から夜遅くまで大変な中、私達を支えてくださり、本当にありがとうございました。もっともっと役者として大きくなって、また戻って来れるように精進します。

そしてキャストのお兄さんお姉さん、一年間お世話になりました。いつも明るく賑やかで、笑顔の絶えない日々がとっても幸せでした!皆さんとドンブラザーズを作り上げることができ、最後まで誰一人欠けることなく、皆で走り抜くことができて良かったです。

そして何よりも、ドンブラザーズを応援してくださった全ての皆様へ。SNSを通しての温かいお言葉、舞台挨拶などで作ってきてくださるうちわやボード、ファンレターなど、ドンブラザーズ皆で愛情を感じております。一年間ありがとうございました!ドンブラザーズは終わってしまいますが、恋しくなったらいつでも観てください!皆様を笑顔にします。

いつまでもドンブラザーズが皆様の記憶の中に永遠に残り続けますように。

改めまして、一年間「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を、そして、オニシスター/鬼頭はるかを愛してくださり、本当にありがとうございました。

「縁ができたな!」

イヌブラザー/犬塚翼役 柊太朗

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」この名前を聞いてから1年が経ちました。早かった。早すぎでした。でも思い返すと、最初の頃は夜の撮影が多かったなぁ、、

あ、やっと翼がでてきた!から始まり、色々な逃亡劇を繰り広げてきました。そう考えるとあんなこともあった、こんなこともあったで、なんだかんだ長かった1年なのかなーとも思う濃い1年でした。

最初はとても不安でした。次第に集まっていくメンバーに相対した存在だった分、ジロウも含めた5人とは別のアナザーストーリーのような感覚がありました。

それでも、全く寂しいとかはなくて、、、

それは現場がとても居心地が良かったからだと思います!ひとりが多かった分スタッフの皆さんの温かさが本当にありがたくて、フランクに接してくれたからこそ人見知りだった僕でも気負いせず演技ができました。僕らよりもずっとずっと朝早くから準備して夜遅くまでずっと僕達を見守ってくださって支えていただいて、この御恩はずっとずっと忘れず胸の中に閉まっておきます!ここからは僕たちが「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を背負ってもっともっと沢山愛してもらえる作品にできたらやっと恩返しができ始めたのかな…と思ってるのでこれから沢山頑張ります!

そして、キャストのみんな!
大好きだー!!

最初は大人見知りから入って「お前が1番変わったよ」と言われまくっております。みんながこんなに仲良くなれたのは、こうへいがみんなとガンガン喋る機会を作ってくれて、ヒロさんが僕たち目線にたってくれて、こっちゃんが気兼ねなく会話に入ってきてくれて、別府さんがバランス良い位置にたってくれて、雷蔵が和ましてくれたからこそ、凄く仲良くなれたと思います。みんなありがとう。

脳人の皆もやさしく接してくれて、あみさは最後の方ずっと一緒だったよねー!楽しかったねぇ! ももちゃん(新田桃子)には序盤からお世話になりっぱなしでした。みんなと一緒に同じ作品に携われたこと、盛り上げていくぞってみんなが上を向いて走り抜けてくれたからこそ、こんなに素敵な作品になったんだと思います!

今まで話した事が作品を通じて皆様に伝わってて欲しいなぁと思いながら僕は1年間過ごしました。どうだったかな?皆様楽しんでいただけたでしょうか?これを見てくださってる方には心なしか届いてるのではないかな!と思います。

皆様のおかげてここまで突っ走ってこれました。朝早い中、行ってらっしゃい頑張ってね、この言葉に何度救われたことか。。。喋れば喋るだけどんどん言いたいことが増えてしまうので、ここら辺にしておきます。

僕は犬塚翼に会えて、本当に幸せでした。毎日が夢のように楽しくて恵まれた環境でのびのびさせていただき、本当に感謝の1年でした。「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は永遠だと思っておりますので、皆の心の片隅にしまっておいていただけたら嬉しいです。1年間ありがとうございました!

キジブラザー/雉野つよし役 鈴木浩文

まずは一年間、どうもありがとうございました。ドンブラザーズとして過ごせた2022年は最高に刺激的で、ぼくのこれまでの人生の中で最上の思い出となった一年でした。

史上初の男性ピンク、レギュラー戦士で歴代最年長、現行キャストによる初めてのヒーローショー脚本執筆……など、面白い経験もたくさんさせてもらいました。本当にありがとうございます。

まさか自分が選ばれるわけがないと思ってたなー。笑 ぼくのコンディション、審査してくれる方々の顔ぶれ、仕事のスケジュール……あのときちょっとでもなにかが違えば、ぼくはドンブラザーズに入っていなかったかもしれないと考えるとゾッとします。笑

ドンブラザーズに入れたおかげで素敵な現場、仲間、視聴者の方々、そして雉野つよしと出会えました。ほんと、ご縁に感謝です。

兎にも角にも、最終話、とても良い終わり方をしたなぁと思っています。何を終着点とするかはそのキャラによりますが、全てのキャラが主人公として変遷し、それぞれのゴールに辿り着いた様子が見えて嬉しかったです。

雉野つよしでいうと、自信とか自尊感情、自負心みたいな部分がそこに関わってきそうだなと思っていました。自分はなにも持っていない。自分に、自分の人生に自信がない。そんな色のない人生にはじめて彩をくれたのがみほちゃんだった。自分にはみほちゃんしかいないと思った。だからこそ愛するみほちゃんが全てで、それこそが自分の人生で唯一の誇れることだった。そんな愛する奥さんがいなくなり、この上ない絶望を味わったつよしですが、彼は力強く言ったんです。

「ドンブラザーズは、ぼくの誇りです」と。

台本を読んだ時、みほちゃん以外の存在を「誇り」だと自分の口で語った彼に、ぼくはめちゃめちゃ泣きました。

きっと一連の出来事の末精神が壊れそうになり、耐えきれず心の部屋に閉じこもったとき、きっと後ろから光が刺してきたんだと思います。不思議に思って振り返ると、そこにはドンブラザーズの面々がこっちを向いて笑っていました。そこではっと気づいたんです。いつの間にか、ドンブラザーズが自分のなかで大きな存在になっていることに。自分のやってきたことに、出会ったものに、自分の生き様にはじめてちゃんと自信を持てたんです。それがきっと、この一年を通して彼が辿り着いたハッピーエンドのひとつ。つよしが前を向けたのはドンブラザーズのおかげです。桃井はちゃんと幸せを運んでいたんですね。

さて。
すでに長々と書いてしまいましたが、最後に……。

ぼくは雉野つよしを演じることができて、本当に幸せでした。「もう一度好きなキャラを選び直させてあげるよ!」と言われても、絶対につよしを選びます。誰にも取られたくないし、彼を演じられるのはぼくだけでありたい。彼にも「ぼくも、演じてもらうなら鈴木さんがいいです!」と言ってもらえるよう頑張ってきたつもりですが、思い返せば自分のお芝居で満足したシーンはほとんどありません。オンエアを見るたびに反省の連続で、自分の下手くそさが本当に嫌で、どうしてもっと魅力的に演じることができないんだろうと悔しい思いでいっぱいでした。「本当はもっとこうしたいけど、うまく演じられない」という葛藤がずっとありました。

でも開き直ることにしました。
「お芝居が昨日今日でうまくなるはずはない。だったら今そこに悩んでも仕方ないから、とにかく全力を出そう」
「芝居で今はまだうまく表現できない部分に目をやるよりも、今できる芝居で最大限つよしを魅力的に演じよう」
そう考えるようにしました。

もちろん成長する意識は捨てずにですが、ぼくのエゴやプライドのせいでくよくよ悩んで「雉野つよし」というキャラを縮こませることになっては意味がないし、何より彼に失礼だし、ぼくも彼と一緒にこの一年で成長していこうと思うようになりました。

その結果が、皆さんの観ていただいた雉野つよしです。

どうでしたでしょうか? 雉野つよしは、画面の中でちゃんと生きていたでしょうか? 皆さんの心に何か少しでも残る存在になれたでしょうか? そうだとしたら、ぼくも、そしてつよしも本望です。

反省はたくさんありますが、後悔はひとつもありません。思う存分、雉野つよしとして生きることができました。ぼくもはっきり言えます。

「雉野つよしを演じたことは、ぼくの誇りです」

この作品に関わってくれた遍く皆様には感謝しかありません。見たこともない景色を見せてくれてありがとうございました。きっといつかまたどこかでお会いしましょう。そんなご縁がありますことを願っております。

ドンドラゴクウ ドントラボルト/桃谷ジロウ役 石川雷蔵

まずは!ドンブラザーズを1年間応援してくださり本当にありがとうございます!
応援してくれるみなさんのおかげでここまで頑張ることができました、感謝してもしきれません、、!

ドンブラザーズという作品は僕に色々なものを教えてくれました。
毎日撮影があるというありがたさ、一つの大きな作品をみんなで作り上げていく喜び、うまくいかなかった時の苦しさ、そう言ったものを経験したおかげで、俳優としても人間としても成長することができました!

一緒に撮影をしてきたメンバーにはずっと支えられていました。ドンブラザーズの現場はスタッフの皆さん、ドンブラザーズ、脳人のみんなのおかげでいつも明るく楽しい、そしてやるところはしっかりやるというメリハリのある現場でした!

追加戦士として、不安だった僕を支えてくれた、監督の方々、桃谷ジロウをとっても魅力あるキャラクターにしてくださった井上敏樹大先生。桃谷ジロウという役だからこそ、ここまで折れずに楽しく考えながらやってこれたと思っています!

でも、これは僕に限らずドンブラザーズと脳人は、このメンバー、この配役に勝るものはないと思います! 個人的な考えですが、、笑

最後に!
この作品を一緒に作り上げてくれたスタッフの皆様、キャストの皆様、ファンの皆様、全ての人に心から感謝の気持ちを伝えたいです。
本当に、ありがとうございました!!

この先ドンブラザーズキャスト全員の活躍に期待していてください!
また会いましょう!

ソノイ役 富永勇也

歴史のあるスーパー戦隊シリーズ。
子供の時テレビの前で見ていたヒーローたち。
いつしかそんなヒーローに憧れ、自分もヒーローになりたいと願った。

そして一年前。
20歳の時に役者を志し、気付けば7年近くの歳月が流れていた。

この先のビジョンと、今後に思い悩み、いつの間にかそんな当時思い描いていた願いも歳を重ねるごとに色褪せていた。

そんなタイミングで舞い込んできた一つのオーディション。

何がなんでも勝ち取ってみせると意気込んだ。

そうして与えて頂いた「ソノイ」という役。。

役と自分自身で似ているところを話し合った時があった。

「富永くんは完璧主義なところがソノイと似ているね」ある人が言った。

そう思ってもらえてる事が嬉しかったけど「いや、そんな事ない。脚本で読むソノイというキャラクターと比べれば自分なんてダメなところばかりだ」とその時心の中で思った。

時が経ち演じていくにつれ。

ソノイという完璧であるはずのキャラクターの不完全なところが見えてきた。自分で演じているのに何ですが、それが愛おしくもあり、そのダメなポイントと、それでもなお誠実であろうとする姿、そのギャップにこのキャラクターの最大の魅力を感じた。

自分自身もそうでありたい。

今まで積み重ねてきた経験と感性を信じ、それが例え応援して下さっている皆様が離れてしまう要因になったとしても、それでもなお応援してくださる方たち、そんな皆様に報いたい。そんな自分の思う「かっこいい」生き方を目指し、役者、人としての理想像を追い求めていきたい。

一つとして一つで完璧なものなどないのかもしれない。

だからこそお互いがお互いを支え合い、惹かれ合って、時には離れ、そんな事を繰り返して、力強く生きていくのかもしれないと。

それがこの作品の最大のテーマである『縁』なのかもしれない、と。。

応援してくださった全ての皆様。
ソノイを愛してくれてありがとう。
脳人を愛してくれてありがとう。
ドンブラザーズを愛してくださって、本当にありがとうございました。

そして、縁ができましたね。

ドンブラザーズが皆様の心の片隅に残り続ける、そんな作品となりますように。

ソノニ役 宮崎あみさ

はじめに、皆さん1年間「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」をご視聴いただきありがとうございました!!

長いようで短かった1年間沢山の方の支えがあり無事最終回を迎えることができました。

思えば、正ヒロインを受けていたつもりが敵役に受かったところからでした。女優としての初めての役、最初は戸惑いと私に上手く演じられるかと不安でマイナスなことばかり考えていました。撮影が始まると思っていたようにできないことばかりでしたが、そんな中で脳人の2人にはたくさん支えて頂きました。

ドンブラザーズの皆ももちろんですが、私は本当に富永くんとシンノスケくんと一緒に脳人という役を演じられて心の底から良かったと思ってます。いっぱ迷惑もかけたと思いますが何から何までありがとうございました!

そして、1年間を通してソノニが愛について知れたことが私の中で1番嬉しかったことです!最初は興味からそこから気になり自分でも気が付かない何かの感情に囚われ、恋に落ちる、まるで青春だなと思いました。初恋って甘酸っぱいですね。

翼と出会って変わっていくソノニを見て私もソノニの気持ちに寄り添ってお芝居することができました。

これは私の意見ですが、恋は盲目と言うだけあって女の子は好きな人の為なら何でもできてしまうし、何より恋をすると可愛くなりますよね、、、(?)

視聴者の皆様、ドンブラザーズ どうだったでしょうか??楽しんで頂けたでしょうか?
皆さん様々な思いがあると思いますが、皆さんの応援があって無事1年間突っ走ることが出来ました!
ソノニちゃんを愛してくれて、脳人を愛してくれて、そして、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を愛してくれて本当にありがとうございました!

最後になりますが、初めての作品で私は本当にいい人たちに恵まれました! 関係者の皆さんを初めとしたスタッフさん、ドンブラザーズの皆、脳人の皆、そして視聴者の皆様、1年間ありがとうございました。この先何があってもこの作品に関われたことは私の誇りです!!
愛を教えてくれてありがとう。

ソノザ役 タカハシシンノスケ

暴太郎戦隊ドンブラザーズという作品に関わった
この1年間は人生で一番濃い1年間でした。

オーディションから始まり
まさか憧れの東映特撮のスーパー戦隊シリーズに出るなんて!
僕は俳優を始めたのが遅くて年齢的に
特撮作品に出れるチャンスはないだろうと思っていたので
こうして出演出来て本当に嬉しかったです。

いざ始まるとワクワクの連続でした。
昔から見てたシリーズを作った凄い人たちが作るドンブラザーズに驚き
かつてない規模の現場やスタッフさんたちの動きに驚き
スーツアクターさんたちの華麗な演技に驚き
一緒に頑張ってきたキャストたちの成長に驚き
常に刺激的な1年間でした。
アクションにアフレコにバラエティに歌ったり踊ったり
新しいことにも挑戦出来て
この1年間で得た経験は財産になったと思います。
監督さんに「この1年色んなことをやったんだから、これから先どこに行っても大丈夫。ドンブラザーズをやり切ったことに自信を持って。」と言って頂き
これからも忘れないでいようと思います。
今後、活躍する姿を皆さんに見せて
こんな破茶滅茶な作品に出てたんです!と言えることが
皆さんへの恩返しになるのかな。

脳人のソノザという
感情を知らない粗暴な戦士
という役は自分にぴったりでした。
僕は感情を表に出すのが苦手なタイプで
いつも頭でばかり考えてしまって人と接するのも苦手で…
でも、ソノザはわからないなりに目の前のことにいつも全力で。
そんな姿が眩しくて愛しくて…僕も救われていました。
ソノザの素敵な魅力がもっと皆さんに伝えられたら良いな
と思って演じていました。
放送後の反響を見たり実際に声を聞いたりして
みんながソノザを脳人をドンブラザーズを好きでいてくれる事が
とにかく嬉しかったです。

1年間一緒に走り抜けてきたキャストたちもありがとう!
本当にみんなで良かった!最高のキャストでした!
幸平くんは、タロウという最強で無骨な役とはまた違う
みんなの力を必要としてくれて明るく優しく時に思慮深く
ドンブラを引っ張ってくれた最高のリーダーでした。
別府くんは、いつもフワフワしてる真一とは逆で。笑
真面目で熱心で真摯に向き合う姿が素敵でした。
センスも幅も広いからもっと色んなところで見れるのが楽しみ!
こはくちゃんは、パワフルなはるかを演じながらも
可愛らしくてみんなに愛される国民の妹です。笑
演技にも人一倍熱量持ってて負けず嫌いなとこも素敵!
柊太朗くんは、クールな翼の一面もありつつ
みんなを和ます朗らかさとアツさと強さに支えられました。
鈴木さんは、平凡なつよしという難しい役をやりながら
現場を明るく盛り上げてみんなに信頼されて年長者として
頑張ってくれました。それも愛があったからこそ。
居てくれてどんなに助かった事か。
雷蔵くんは、追加戦士の立場、ジロウという3役演じ分けで大変だったと思います。
それでも持ち前のタフさと熱量で乗り切る姿に背筋が伸びる思いでした。
「追加だからって負けません」と野心を強く持つ雷蔵くんが素敵でした。
富永くんは、耽美なソノイを完璧に演じてて僕ら脳人を引っ張ってくれるリーダーでした。
いつも脳人の事を考えてくれて、時に熱く時にお茶目で。
一番近くに居た理解者でありライバルでもありました。また共演しようね!
あみさちゃんは、妖艶で美しいソノニであり底抜けに明るくて、いつも勉強熱心で。
悩んでいたのを近くで見てたからこそ
この1年で成長していくのが自分の事のように嬉しかったです。

こんな奇跡みたいなメンバーで、こんな幸せな毎日で
正直、ドンブラザーズが終わってしまうのが
とっても悲しいけど…悔いはありません!

最後に応援してくれた皆さん
1年間ありがとうございました。
みんなの力あってこそです。
みんなが面白がってくれたから
ドンブラザーズは色んな事が出来たのだと思います。
僕の大好きなドンブラザーズを
大好きでいてくれて、ありがとうございました。

暴太郎戦隊ドンブラザーズは
挑戦すること、幸福、そして人と人との縁を与えてくれた番組でした!
こんなに他に類を見ない番組もそうないでしょう!笑
トンデモない戦隊だったと後世に語り継がれるでしょう!
みんなが忘れても僕だけは忘れないでいます!
忘れなければ、忘れなければ…
ドンブラザーズたちは
きっと、どこかで暮らしながら
いまも鬼退治に勤しんでいると思います。

それでは、また会う日まで。

わっはっはっはー!これで合ってるか!笑い方は!

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