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2014年11月13日

古田新太さんが第7話から参入! 初共演となる米倉涼子さんとオペ&ダンスで全面対決!!

 第5話では遂に「西京大」派閥を率いる戦略統合外科部長・談合坂昇(伊武雅刀さん)までもが失脚し、センターを去ることに…。そんな中、11月20日放送の第7話から“西の刺客”が新たに赴任し、センター内に波乱を巻き起こします! その恐るべし新キャラクターとは…「西京大」では統括外科部長を務めていた男で、数々の論文で「神が宿っている」との世界的高評価を受けてきたスーパードクター・富士川清志郎。センターの総長・天堂義人(北大路欣也さん)自らが招き寄せた同人物を、古田新太さんが演じます!
 古田さんと主演・米倉涼子さんは意外にも、今回が初共演! 米倉さんが古田さんの出演舞台をたびたび観劇するなど、プライベートでは交流のある2人ですが、今回演じるのは敵対する間柄。ともに圧倒的な存在感を放つ役者である2人が、劇中ではどんな戦いを展開してくれるのか…。『ドクターX~外科医・大門未知子~』は後半戦も見逃せません!

■古田さんとの世紀の対決に米倉さん、「負けません!」と力強く宣言

 富士川は「群れが大好き、権威が大好き、束縛が大好き、医者のライセンスをいいことに、大きなパフォーマンスだけが武器」という人物で、何よりも相当な人たらし。未知子とは実に対称的な性格なのです。とはいえ、両者はともに高い医療知識とスキルを誇るドクター。富士川は未知子に対し、オペのタイムレースを申し出るなど、敵対心をメラメラと燃やします。

 そんなオペの対決に加え、初登場シーンではなんとダンスでも未知子と対決することに! ナイトクラブで「名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳さん)と息の合ったダンスに興じる未知子の前に、ボディコンギャルたちを率いて突如現れる富士川。何かと騒がしい男である彼は、ハイテンション&珍妙な掛け声とキレッキレのダンスで、ド派手な登場を決めるのです。そんな富士川を演じる古田さんは、これまでも舞台やCMなどで鮮やかなダンスを披露。「今回は医者の役だからセリフは難しいし、踊ってる場合じゃないんですよ! 世間の皆さんももう、おいらのダンスは飽きたでしょ(笑)」と冗談めかしながらも、今回も本気のダンスで魅了してくれました。これには米倉さんも「(古田さんが所属している)『劇団☆新感線』の舞台をタダで見たかのような、ぜいたくな気分! 振り付けを覚えて、みんなと一緒に打ち上げで踊りたい!」と大興奮! モニターの前で古田さんらの動きを目で追いながら、見よう見まねで振り付けを再現し、体に叩き込んでいました。

 収録後、劇中で展開される富士川との対決について尋ねると、米倉さんは力強い声で「負けません!」と宣言。対する古田さんも「未知子にとって“強い敵”でなければいけないと心掛けています」と、一歩も引きません。これは文句ナシの大対決となりそう…! “絶対に負けられない戦い”を、ぜひその目に焼き付けてください。

【米倉涼子さん コメント】

 今回のダンスに関しては、私も一徳さんも当日、現場で初めて振り付けを教えてもらったので、新鮮な気持ちで楽しめました。古田さんのダンスもさすが! 『劇団☆新感線』の舞台をタダで見たかのような、ぜいたくな気分になりました! 古田さんが踊られたダンスの振り付けを覚えて、打ち上げでみんなと一緒にやりたいと思い、モニターの前で一生懸命覚えようとしたのですが、なかなか動きに追いつけず…(笑)。後でVTRをいただいて、ちゃんと覚えたいと思います!
 私はよく古田さんの舞台を観に行っているので、プライベートでは交流があるのですが、共演するのは今回が初めて! 撮影前からすごく楽しみでした。特に『新感線』の舞台は面白くて笑える作品が多く、そのイメージが強かったのですが、今回の現場では「意外とクールな方だな」という印象を受けました。今後、古田さんとは敵対する間柄を演じますが…負けません!
 おかげさまで『ドクターX』は高視聴率を記録することができ、街でも皆さんに声を掛けられるたび、「たくさんの方に観ていただけているんだな」と実感する日々です。一徳さんも京都で観光客から「『X』だ!」と声を掛けられ、大忙しだったそうです。そういった反響をいただけることは非常に嬉しく、有難いことです! ですが、個人的には視聴率をあまり意識しないようにしています。とはいえ、さすがに10月30日放送の回(第4話)でいただいた、今回のシリーズで最高の視聴率(平均23.7% ※ビデオリサーチ調べ、関東地区)には、みんなで驚きましたけど…(笑)。でも、いちばん大事なのは数字ではなく、チームのみんなとどれだけ結束力をもって現場に臨み、どれだけ充実感を味わえるかということ。それを肝に銘じながら、これからもやっていきたいと思います。

【古田新太さん コメント】

 米倉さんと共演するのは初めてです。米倉さん演じるすごく気の強い大門先生との掛け合いは、どっちも根性が悪そうで(笑)、すごく楽しいですよ。大門先生は全然気にしてないのに、こっちが一方的に横槍を入れてる感じのやり取りも、演じていてすごく面白いです。実はおいら、「そのトーンはないだろ! そんな大人はいない!!」というようなセリフ回しで、密かに米倉さんと高畑(淳子)さんを笑わせようとしてるんですよ。そうすることでまた、富士川の感じの悪さ、ウザさが出るんだろうな、と(笑)。ドラマの中ではしょっちゅう「騒ぎ過ぎ」と言われる役柄なんですけど、はしゃぐというよりは緊張感がなく、さらには大阪商人のようないやらしさ(笑)が出るような男にできればいいな、と思って演じています。
 かたや、医者としての富士川は論理派。技術もあるけど、それ以上に論文に長けた人なので、医学用語に関しては理路整然と、つらつら話す人でなければいけない。しかもまた、セリフがとにかく難しくて! 覚えるのにアップアップなんですよ。なのに、ダンスシーンまであるなんて…! おいら、踊ってる場合じゃないんですよ(笑)。結局、ダンスの練習にもすごい時間を割いたんです! …本当は数日前の夕食休憩時に、4~5回練習しただけですけど(笑)。
 まぁ、それはさておき、とにかく今回は未知子にとって“強い敵”でなければいけない、と心掛けています。だからね、踊ってるヒマなんて、本当はないんですよ(笑)!