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戸水 賢志
[ ガラスアーティスト ]

2018.08.04

 

戸水賢志(とみず さとし)
[ ガラスアーティスト ]

手のひらに乗るビー玉サイズの小さなガラス玉。中にはなんと、宇宙空間が広がっている。その名も「宇宙ガラス」。作ったのは、ガラスアーティスト・戸水賢志。

「大きい宇宙が小さいガラスの中に入っているという驚きや、角度によって表情が変わるところが魅力の一つだと思っています。」

まず、色をつけたガラスを溶かし、渦や空気の入ったガラス玉を作る。
そして、その中に入れるのが、惑星に見立てた直径3ミリメートル程のオパール。

「中に人工のオパールが入っています。写真で撮ると、惑星のように写るんです。」

壮大な宇宙を数センチのガラス玉に詰め込んだ戸水の作品。
そこに込められた、デザイン・コードとは…

【理想の宇宙】

戸水が作っているのは、実在しない空想の宇宙。渦のような模様は、本来見えるはずのない惑星の軌道をイメージしているという。

「『理想の宇宙』をイメージして作りたいと思っています。ちょっと表情が変わったり、星の光り方が変わったりするので、『その人だけの宇宙』を見てほしいと思っています。」

ビー玉のような手のひらサイズの作品ばかりを作る戸水。理由がある。

「撮る場所や使うカメラ、照明でも色合いや表情が変わるので、一緒に旅に出たり、
旅先で写真を撮ってもらったり、色々なところに連れて行ってもらえたら嬉しいです。」


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■二子玉川 蔦屋家電にて宇宙ガラス販売会を開催予定!
期間:8月15日(水)~19日(日)

詳細はPlusAlpha公式サイトをご覧ください。
HP:http://plusalpha-glass.com
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