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2022.07.30

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前奏じゃないのに「前奏曲」の音楽会

ショパン、ドビュッシー、ラフマニノフなど、多くの偉大な作曲家たちが「前奏曲(プレリュード)」と名付けられた名曲を残しています。しかし、それらの曲は “前奏=楽曲の始めに置かれた導入部分”という言葉の意味を完全に無視!言葉の意味とは矛盾する全く独立した曲で、全然前奏じゃないんです。タイトルは“前奏曲”でも「曲の前に奏でる曲」ではない不思議な名前の曲はなぜ生まれたのでしょうか?クラシック界の謎を代表曲で紐解きました。
♪ゲスト:加藤昌則、古坂大魔王
 演奏:實川風、黒木雪音

楽曲紹介

  • ♪1:「24の前奏曲」より第11番

    作曲: F.ショパン
    ピアノ: 黒木雪音

  • ♪2:「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」
       「プレリュードとフーガ第1番」より「プレリュード」

    作曲: J.S.バッハ
    ピアノ: 實川風

  • ♪3:「24の前奏曲」より第4番

    作曲: F.ショパン
    ピアノ: 黒木雪音

  • ♪4:「前奏曲集 第1集」より「亜麻色の髪のおとめ」

    作曲: C.ドビュッシー
    ピアノ: 黒木雪音

  • ♪5:「幻想的小品集」より「第2曲 前奏曲『鐘』」

    作曲: S.ラフマニノフ
    ピアノ: 實川風

偉人たちが残した言葉

ショパンの前奏曲集はただの導入の曲ではなく、黄金の夢の中で魂をゆすり、魂を理想の域に高める。