題名のない音楽会

劇伴音楽の魅力を知る休日

テレビドラマや映画の音楽、いわゆる「劇伴音楽」はどのように作られているのか？劇伴界を代表する巨匠3名をお迎えし、音楽によってどのように映像の印象が変わるのか実験をしたり、普段はなかなか話せない劇伴音楽界についてお話ししました。
♪鈴木慶一、服部隆之、村松崇継　ほか

出演者

鈴木　慶一　　すずき　けいいち　／ミュージシャン

1951年8月28日東京生まれ。1970年頃より音楽活動を開始し1975年、ムーンライダーズを結成。1976年にアルバム『火の玉ボーイ』でデビュー。 バンド活動の傍らCM、映画、ゲーム音楽などに関わり、人々に大きな影響を与えている。映画音楽では北野武監督の『座頭市』、『アウトレイジ 最終章』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。ソロアルバム『ヘイト船長とラヴ航海士』、ビートニクス『EXITENTIALIST A XIE XIE』で2度のレコード大賞優秀アルバム賞を受賞。また俳優としての顔も持つ。

服部　隆之　　はっとり　たかゆき　／作曲家

1965年生まれ。1983年にフランスに留学、1988年にパリ国立高等音楽院修了。帰国後は作曲家として映画や舞台、TVなどの音楽を手掛ける。映画「藏」「誘拐」「ラヂオの時間」で、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。テレビドラマではNHK大河ドラマ「新選組！」NHK大河ドラマ「真田丸」「王様のレストラン」「HERO」「華麗なる一族」日曜劇場『半沢直樹』『下町ロケット』等。NHK教育テレビ「フックブックロー」の音楽担当。
※服部隆之さんの｢隆｣は､正式には｢生｣の上に｢一｣がつく｢隆｣です｡

村松　崇継　　むらまつ　たかつぐ　／作曲家

1978年生まれ、静岡県出身。高校在学中にオリジナルのピアノ・ソロ・アルバムでデビュー。NHK連続テレビ小説「天花」の音楽をNHK歴代最年少で務め、映画『64-ロクヨン-前編』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では日本アカデミー賞優秀音楽賞を2年連続受賞。音楽家としてこれまでに50を超える映画、ドラマ、舞台等の音楽を手掛ける。国内外問わず楽曲提供を行う傍ら、自身の単独公演を開催するなど、作曲家・ピアニスト・シンガーソングライターとして多岐に渡る音楽活動を精力的に展開中。