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2018.07.14

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王道のピアノ協奏曲に熱くなる音楽会

ピアノ協奏曲の中で最も人気があり、定番中の定番と言っても過言ではない、チャイコフスキーの名曲「ピアノ協奏曲第1番」を、世界で最も権威あるとも言われている、2つのピアノコンクールでどちらも2位という偉業を成し遂げた、今世界が注目するロシア出身の若手ピアニスト、ルーカス・ゲニューシャスさんが演奏しました。
♪ルーカス・ゲニューシャス、川瀬賢太郎、日本フィルハーモニー交響楽団

出演者

ルーカス・ゲニューシャス /ピアノ
1990年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院教授でもあった祖母のV.ゴルノスターエワらに師事し、2010年のショパン国際ピアノコンクール、2015年のチャイコフスキー国際コンクールで相次ぎ2位を受賞。ワレリー・ゲルギエフ、ミハイル・プレトニョフ、トゥガン・ソヒエフ、アレクサンドル・ラザレフらの指揮のもと、ロシア・ナショナル管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、クレメラータ・バルティカ、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、シンガポール交響楽団などと共演。著名な国際音楽祭への出演も多い。
川瀬 賢太郎  かわせ けんたろう /指揮
1984年東京生まれ。東京音楽大学卒業。指揮を広上淳一等各氏に師事。2006年東京国際音楽コンクール<指揮>において最高位に入賞。各地のオーケストラから次々に招きを受ける。細川俊夫作曲オペラ「リアの物語」等オペラも指揮、注目を集める若き俊英。神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者。八王子ユースオーケストラ音楽監督。第26回出光音楽賞など受賞。2018年9月よりオーケストラ・アンサンブル金沢常任客演指揮者に就任。
日本フィルハーモニー交響楽団 /オーケストラ
1956年6月創立。渡邉曉雄が初代常任指揮者を務めた。首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹、ミュージック・パートナー西本智実という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行い、“音楽を通して文化を発信”している。2011年4月より聴衆からの募金をもとにボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2017年12月末までに232公演を数え、現在も継続している。

楽曲紹介

  • ♪1:「ピアノ協奏曲 第1番」 第1楽章

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    ピアノ: ルーカス・ゲニューシャス
    指揮: 川瀬賢太郎
    演奏: 日本フィルハーモニー交響楽団

偉人たちが残した言葉

チャイコフスキーのピアノ協奏曲は独創的で気高くパワフルだ