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2018.03.31

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ワールドカップの音楽会

2018年はワールドカップ開催の年です。サッカーの試合で歌われる国歌を特集しました。実はこれらの曲、クラシック音楽と深い関係があります。世界的指揮者の山田和樹さんの解説でお送りしました。
♪山田和樹、東京混声合唱団、横浜シンフォニエッタ ほか

出演者

山田 和樹  やまだ かずき /指揮
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮しヨーロッパ・デビュー。以来、破竹の勢いで活躍の場を広げている。2016/2017シーズンから、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、東京混声合唱団音楽監督兼理事長などを務めている。これまでに、ドレスデン国立歌劇場管、パリ管、フィルハーモニア管等、各地の主要オーケストラでの客演を重ねる注目の指揮者。
東京混声合唱団 /合唱
1956年、田中信昭を中心に創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。東京・大阪での定期演奏会、各地での特別演奏会、内外のオーケストラとの共演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、レコーディングやテレビ・ラジオへの出演がある。レパートリーは作曲委嘱活動で生まれた200曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと、全合唱分野を網羅、音楽監督は山田和樹。
横浜シンフォニエッタ /オーケストラ
フランスのナントで行われている音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナントに日本のオーケストラとして初めて招聘されるなど、国内外で活発な活動を展開している。2013年横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。2014年サントリーホール公演にて皇后陛下に御臨席を賜る。2015年韓国・統営・国際音楽祭、2017年モスクワ・ロストロポーヴィチ国際音楽祭に登場。1998年の創立当初より音楽監督に山田和樹を擁する。

楽曲紹介

  • ♪1:「威風堂々 第1番」

    作曲: エドワード・エルガー
    作詞: アーサー・クリストファー・ベンソン
    器楽編曲: 萩森英明
    指揮: 山田和樹
    合唱: 東京混声合唱団
    演奏: 横浜シンフォニエッタ

  • ♪2:「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(女王陛下万歳)」

    作詞・作曲: 不明
    編曲: エドワード・エルガー
    器楽編曲: 萩森英明
    指揮: 山田和樹
    合唱: 東京混声合唱団
    演奏: 横浜シンフォニエッタ

  • ♪3:
    (1)「弦楽四重奏曲第77番『皇帝』」第2楽章

    作曲: フランツ・ヨーゼフ・ハイドン

  • (2)「ドイツの歌」

    作曲: フランツ・ヨーゼフ・ハイドン
    作詞: A.H.H.v.ファラースレーベン
    指揮: 山田和樹
    合唱: 東京混声合唱団
    演奏: 横浜シンフォニエッタ

  • ♪4:「ラ・マルセイエーズ」

    作詞・作曲: ルージェ・ド・リール
    編曲: ルイ・エクトール・ベルリオーズ
    器楽編曲: 萩森英明
    指揮: 山田和樹
    合唱: 東京混声合唱団
    演奏: 横浜シンフォニエッタ

  • ♪5:「ドンブロフスキのマズルカ」

    作曲: ミハウ・クレオファス・オギンスキ
    作詞: ユゼフ・ヴィビツキ
    編曲: 信長貴富
    指揮: 山田和樹
    合唱: 東京混声合唱団
    演奏: 横浜シンフォニエッタ

偉人たちが残した言葉

成功は偶然の産物ではない。努力、根気、練習、研究、献身、なにより愛が必要。