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2017.06.11

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東京藝術大学を知る休日

2週企画。創立130年、日本の芸術教育の最高峰、東京藝術大学では何を教えているのか?普段なかなか見る事のできない、その授業にカメラが潜入! 授業を中心とした映像を見ながら、スタジオに集結した東京藝大出身の音楽家がその秘密を語りました。
♪澤和樹、湯山玲子、小林沙羅、上野耕平、ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット

出演者

澤 和樹  さわ かずき /東京藝術大学学長・ヴァイオリン
1955年生まれ。79年、東京藝術大学大学院音楽研究科修了。ロン=ティボー、ヴィエニャフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞など、ヴァイオリニストとして国際的に活躍。90年、澤クヮルテット結成。96年、指揮活動開始。2004年、和歌山県文化賞受賞。15年、英国王立音楽院名誉教授。16年4月より東京藝術大学学長。
湯山 玲子  ゆやま れいこ /著述家
著述家・ディレクター。日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。編集を軸としたプロデュースを行うほか、自らが寿司を握るユニット「美人寿司」を主宰する。著書に『女装する女』(新潮新書)、『文化系女子という生き方』(大和書房)、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(角川書店)ほか多数。クラブ仕様のサウンドシステムで、クラシックを聴く「爆クラ」イベントをほぼ毎月一回のペースで開催。現在はテレビ番組のコメンテーターとしても活躍。
小林 沙羅  こばやし さら /ソプラノ
東京藝術大学及び同大学院修了。2010〜15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。16年度出光音楽賞受賞。12年ブルガリア国立歌劇場《ジャンニ・スキッキ》ラウレッタで欧州デビュー。15年野田秀樹演出、井上道義指揮《フィガロの結婚》にスザンナ役で好評を博す。16年山田和樹&日本フィルのマーラー・ツィクルス、交響曲第4番ソリスト。17年《カルメン》ミカエラで藤原歌劇団デビュー。藝大在学中より音楽集団「VOICE SPACE」のメインボーカルを務め、日本語の歌唱、朗読や新作演奏にも力を入れている。
上野 耕平  うえの こうへい /サクソフォン
8歳から吹奏楽部でサックスを始め、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。リサイタル、オーケストラとの共演はもちろん2016年のB→C公演では、全曲無伴奏で挑戦するなど、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。The Rev Saxophone Quartet、ぱんだウインドオーケストラコンサートマスター。
The Rev Saxophone Quartet ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット /カルテット
2013年結成。クヮルテット名は、エンジンの回転などを意味する「Rev.」が由来。音楽のもつ無限なエネルギーを我々4人が音として奏で、1つの方向へ疾走したい、という思いを込めている。サクソフォン四重奏のためのレパートリーはもちろん、新曲の委嘱や初演、ピアノや邦楽器などとの共演も積極的に行い、サクソフォン四重奏の更なる可能性を追求し、現在、全国各地でコンサートはもちろんアウトリーチ活動など様々な演奏活動を行っている。

楽曲紹介

  • ♪1:「カロ・ミオ・ベン」

    作曲: T.ジョルダーニ
    作詞: 不詳
    訳詞: 堀内敬三
    ソプラノ: 小林沙羅
    ピアノ: 河野紘子

  • ♪2:「バーレスク」

    作曲: R.プラネル
    演奏: ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット

偉人たちが残した言葉

音楽は世界を変えることはできないが、人間を人間らしくする力を持っている。