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2016.12.25

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くるみ割り人形の音楽会

ヨーロッパで年末の恒例曲と言えば、チャイコフスキー「くるみ割り人形」です。クリスマス・イヴの夜に見た夢、という設定のバレエ音楽ですが、登場する音楽がディズニー映画やCMなどで起用された名曲ばかり。作品が生まれた背景やストーリーと共に「くるみ割り人形」の魅力的な音楽をたっぷりお伝えしました。
♪宮尾俊太郎、三ツ橋敬子、神奈川フィルハーモニー管弦楽団

出演者

宮尾 俊太郎  みやお しゅんたろう /バレエダンサー
14歳よりバレエを始める。17歳でフランス・カンヌにバレエ留学し、2004年20歳の時に熊川哲也芸術監督のKバレエ カンパニーに入団。僅か3年後の『ドン・キホーテ』公演で主演デビュー後、『白鳥の湖』『シンデレラ』『くるみ割り人形』『海賊』など主要作品で次々と主役の座を射止め、現在はプリンシパル(首席)ダンサーとして活躍。また、男性バレエダンサー5名によるグループ「Ballet Gents」では座長として演出・振付を手掛け「東急ジルベスターコンサート」、「日本フィル&サントリーホール とっておきアフタヌーン」、ホテルでのディナーショーや松山・内子座公演など様々な公演活動を行うほか、TVドラマ、映画、ミュージカルなどクラシックバレエを超えた様々な場で活動の場を広げる。
三ツ橋 敬子  みつはし けいこ /指揮
東京藝術大学及び同大学院を修了。ウィーン国立音楽大学とキジアーナ音楽院に留学。第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて日本人として初めて優勝。第9回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールにて女性初の受賞者として準優勝。併せて聴衆賞も獲得。第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2015年1月、大阪交響楽団にて「カヴァッリーニ:ティンパニ協奏曲(世界初演)」を、同年9月に群馬交響楽団創立70周年記念オペラ「蝶々夫人」、16年1月に三枝成彰作オペラ「Jr.バタフライ」を手掛け、好評を博した。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 /オーケストラ
1970年に発足。神奈川県の音楽文化創造をミッションとして、県全域を中心に幅広い活動を続けている。音楽教育にも積極的で、子どものためのコンサートを各地で開催。神奈川フィルのメンバーと児童・生徒との音楽的交流を通して音楽の魅力を伝えるとともに次代の神奈川フィルのファンを増やしていく取り組みとして好評を得ている。また、養護施設等を対象としたボランティア・コンサートなども毎年開催している。

楽曲紹介

  • ♪1:組曲「くるみ割り人形」より「小さな序曲」

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    指揮: 三ツ橋敬子
    演奏: 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  • ♪2:組曲「くるみ割り人形」より「行進曲」

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    指揮: 三ツ橋敬子
    演奏: 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  • ♪3:組曲「くるみ割り人形」より
    ・「金平糖の精の踊り」
    ・「ロシアの踊りトレパーク」
    ・「葦笛の踊り」

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    指揮: 三ツ橋敬子
    演奏: 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  • ♪4:組曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    指揮: 三ツ橋敬子
    演奏: 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

今日の格言

インスピレーションは怠惰な者には訪れない