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2016.10.30

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ピアノの巨匠と音楽家たち

日本を代表するピアニストが集まり、歴史的ピアニストについて語り合いました。巨匠といわれるピアニストの魅力とは?どんなこだわりがあったのか?またピアノ調律師の立場から高木裕さんに偉大な巨匠たちのピアノへのこだわりについて伺いました。
♪仲道郁代、中野翔太、高木裕

出演者

仲道 郁代  なかみち いくよ /ピアノ
国内外での受賞を経てヨーロッパと日本でデビュー。人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活躍している。古典からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、マゼール、P. ヤルヴィ、小林研一郎などの多くの指揮者、国内外のオーケストラと共演。今秋からデビュー30周年を記念し、CDリリース、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団との共演、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団との日本ツアー、各地での記念コンサートなど多彩なプロジェクトを予定している。
中野 翔太  なかの しょうた /ピアノ
ジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。その後、同音楽院に進み、2009年に同大学院を卒業。これまでにバーメルト指揮/NHK 交響楽団、デュトワ指揮/NHK 交響楽団、小澤征爾指揮/ウィーン・フィル、国内外の主要オーケストラと共演。CDは、オクタヴィア・レコードより、3枚をリリース。いずれもレコード芸術誌の特選盤に選出されている。2014年には、アシュケナージ指揮/NHK 交響楽団と共演、豊かな表現力と透明感のある響きで好評を得る。第15回出光音楽賞受賞。
高木 裕  たかぎ ゆう /調律師
タカギクラヴィア株式会社代表取締役、コンサート・チューナー。巨匠達のピアノの調整法を求めてNYで学ぶ。著名アーティストのコンサートやレコーディングを数多く手がけ、1993年より自社所有コンサートグランドピアノを持ち込むシステムを開始、これにより技術者とピアニストが理想とするコンサートや録音が可能となった。著書に「スタインウェイ戦争」「調律師、至高の音をつくる」「今のピアノでショパンは弾けない」。

楽曲紹介

  • ♪1:「ピアノ連弾ソナタ ニ長調」 第2楽章

    作曲: W.A.モーツァルト
    ピアノ: 仲道郁代・中野翔太

  • ♪2:「愛のあいさつ」

    作曲: E.エルガー
    ピアノ: 仲道郁代

  • ♪3:「亡き王女のためのパヴァーヌ」

    作曲: M.ラヴェル
    ピアノ: 中野翔太

  • ♪4:子供の情景 第7曲 「トロイメライ」

    作曲: R.シューマン
    ピアノ: 仲道郁代

今日の格言

幸運を呼ぶ秘訣はいかなるときも人生を愛し受け入れること