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2016.04.17

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天才モーツァルトの音楽会

日本で最も人気の高い作曲家と言えばモーツァルト。多ジャンルに渡り作品を残しているため、日本のコンサートで取り上げられる回数もここ数年第1位を誇っています。そんなモーツァルトの名曲は短調に多いということが一つ取り上げられます。そこで今回は“天才”モーツァルトの短調の魅力についてお送りしました。
♪沼尻竜典、反田恭平、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

出演者

沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮者
リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響、ベルリン・コンツェルトハウス管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、トリエステ歌劇場管、フランス放送フィル、シドニー響等のオーケストラ、ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等の歌劇場へ客演している。
反田 恭平  そりた きょうへい /ピアニスト
2012年 高校在学中に、第81回日本音楽コンクールで第1位、併せて聴衆賞を受賞。'14年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席で入学。'15年チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」古典派部門で優勝。7月にはデビューCD「リスト」をリリース。'16年1月のデビュー・リサイタルはサントリーホール2000席を完売し、圧倒的な演奏で観客を惹きつけた。現在、学業を優先させつつ、ロシアを拠点に国内外で活躍している。
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアは、三鷹市芸術文化センターを拠点とするプロフェッショナル・オーケストラとして、音楽監督の沼尻竜典のもと2016年に発足。1995年同センター開館を機に三鷹市出身の沼尻竜典の呼びかけで誕生したトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズの中核を担ったメンバーを主軸に、国内外のオーケストラやソリストとして活躍する日本人の若手演奏家が多く参加しているのが特徴である。

楽曲紹介

  • ♪1:「交響曲第25番」第1楽章

    作曲: W.A.モーツァルト
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

  • ♪2:「交響曲第40番」第1楽章

    作曲: W.A.モーツァルト
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

  • ♪3:「ピアノ協奏曲 第20番」第3楽章

    作曲: W.A.モーツァルト
    ピアノ: 反田恭平
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

今日の格言

モーツァルトは半分の才能でも十分なくらいだが、倍の世渡り術が必要だ