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2015.10.18

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宇宙旅行の音楽会

ただいま油井亀美也宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在しており、年末には「スター・ウォーズ」の公開も決まり、再び宇宙への興味が湧いてきています。ということで、今回は2度も宇宙へ行ったことのある、宇宙飛行士で日本科学未来館館長の毛利衛さんをお迎えし、宇宙旅行をテーマにお送りしました。
♪毛利衛、沼尻竜典、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

出演者

毛利 衛  もうり まもる /日本科学未来館館長・宇宙飛行士
1948年、北海道生まれ。理学博士。1985年に宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)の宇宙飛行士に選抜される。92年と2000年、スペースシャトル・エンデバー号で、宇宙実験や地球陸地立体地図作成データ取得を行った。03年、しんかい6500に搭乗し深海での科学実験を遂行。同年、南極で皆既日食の生中継を行う。07年、南極昭和基地にて開設50周年事業に参加。現在、日本科学未来館館長、日本学術会議連携会員としても活躍。著書に「モマの火星探検記」(講談社)「宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ」(岩波新書)など多数。
沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮者
リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ベルリン・ドイツ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、フランス放送フィル、パリ室内管等のオーケストラ、ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等の歌劇場へ客演している。第1回出光音楽賞受賞。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1975年設立。常任指揮者に高関健、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎を擁する。これまで『ニーベルングの指環』全4部作をはじめとするワーグナー作品を、飯守泰次郎の指揮で「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラシリーズ」として上演し好評を博す。
1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、音楽文化の振興を目的とした活動を幅広く行っている。2012年、宮本文昭が初代音楽監督として活躍し好評を博した。

楽曲紹介

  • ♪1:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」より
    (S.キューブリック監督「2001年宇宙の旅」テーマ曲)

    作曲: R.シュトラウス
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

  • ♪2:宇宙旅行メドレー

    編曲: 山下康介

    『THE GALAXY EXPRESS 999』 作曲:タケカワユキヒデ
    組曲『惑星』より 「火星」 「木星」 作曲:G.ホルスト
    『オーロラ目撃』
    『宇宙戦艦ヤマト』 作曲:宮川泰

    ヴァイオリン: 五嶋龍
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

  • ♪3:映画「STAR WARS」より
    『メインテーマ』&『帝国のマーチ』

    作曲: J.ウィリアムズ
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

今日の格言

音楽で二流であることは十九流であることと同じだ