題名のない音楽会 毎週日曜あさ9時放送

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2016.01.17

二十歳で創った音楽会

名作曲家が二十歳だった時、果たしてどんな曲を書いたのでしょうか?そこで2016年に成人式を迎える二十歳のお二人、2015年のショパン国際ピアノコンクールで日本人として唯一ファイナルに残った小林愛実さん、第25回出光音楽賞を受賞された話題のヴァイオリニスト周防亮介さんに演奏して頂き、二十歳の時の名作曲家に迫りました。
♪小林愛実、周防亮介、山田和樹、横浜シンフォニエッタ

出演者

小林 愛実  こばやし あいみ /ピアニスト
14歳でEMIよりCDデビュー。発売記念リサイタルが完売、追加公演はサントリーホールでの日本人最年少開催となった。スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラほか国内外のオーケストラと共演。2015年「第17回ショパン国際ピアノ・コンクール」に出場、ファイナリスト。8歳より二宮裕子氏に師事し、11年桐朋学園大学付属高校音楽科に全額奨学金特待生として入学。現在カーティス音楽院でマンチェ・リュウ教授のもと研鑽を積んでいる。

周防 亮介  すほう りょうすけ /ヴァイオリニスト
1995年京都に生まれる。2015年、第25回出光音楽賞を受賞した、今最も期待される若手ヴァイオリニスト。これまで日本音楽コンクールやダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクール等、国内・海外のコンクールで多数入賞。日本のみならず、アジア・欧州の演奏会や音楽祭にも招かれ海外でも高く評価されている。現在、東京音楽大学2年特別特待奨学生として在籍。2014年度・15年度・ロームミュージックファンデーション奨学生。

山田 和樹  やまだ かずき /指揮者
東京藝術大学指揮科卒業。指揮法を松尾葉子・小林研一郎の両氏に師事。2009年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。パリ管、BBC響、ベルリン放送響、NHK響、サイトウ・キネン・オーケストラなどを指揮。現在、スイス・ロマンド管首席客演指揮者、横浜シンフォニエッタ音楽監督、日本フィル正指揮者、仙台フィルミュージック・パートナー、アンサンブル金沢ミュージックパートナー、東京混声合唱団レジデンシャル・コンダクター。第21回出光音楽賞受賞。

横浜シンフォニエッタ
横浜を本拠地に活動するオーケストラ。フランスのナントで行われている音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナントに日本のオーケストラとして初めて招聘されるなど、国内外で活発な活動を展開し、マスメディアにも度々取り上げられるなど、注目を集めている。2013年横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。2014年サントリーホール公演にて皇后陛下に御臨席を賜る。1998年の創立当初より音楽監督に山田和樹を擁する。

楽曲紹介

♪1:『ピアノ協奏曲 第1番』 第3楽章

作曲: F.ショパン
ピアノ: 小林愛実
指揮: 山田和樹
演奏: 横浜シンフォニエッタ

♪2:『スケルツォ・タランテッラ』

作曲: H.ヴィエニャフスキ
ヴァイオリン: 周防亮介
指揮: 山田和樹
演奏: 横浜シンフォニエッタ

♪3:セレナーデ 第7番 ニ長調『ハフナー』 第1楽章より

作曲: W.A.モーツァルト
指揮: 山田和樹
演奏: 横浜シンフォニエッタ

今日の格言

演奏会前の三日間は僕にとって拷問の日々だ
~二十歳のF.ショパン~