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2月20日の放送内容

クラシックmeetsロック〜新作!プログレ交響組曲

1970年代に音楽愛好家の間で大流行したプログレッシブ・ロックはクラシック音楽の影響を多分に受けています。今回はそんな両者の関係についてお送りしました。
トークゲストには作曲家の吉松隆さん、山田五郎さん、演奏ゲストにはマーティー・フリードマン さんをお迎えしました。
♪吉松隆、山田五郎、マーティー・フリードマン(E.Gt)、佐渡 裕(指揮)、 東京フィルハーモニー交響楽団

出演者

○吉松 隆  よしまつ たかし /作曲家

1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後「現代音楽」の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「新(世紀末)抒情主義」を主唱、交響曲、協奏曲、室内楽作品、ピアノ作品、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など数多くの作品を発表する。その作品は数多くCD化され、1998年からイギリスのシャンドスとレジデント・コンポーザーの契約を結び全オーケストラ作品が録音される。また評論・エッセイ、FM音楽番組の解説やイラストレーターとしても活躍中。2009年映画「ヴィヨンの妻」(監督:根岸吉太郎)では第33回日本アカデミー賞音楽賞受賞。



○山田五郎  やまだ ごろう /編集者・評論家

1958年東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。卒業後、轄u談社に入社『Hot−Dog PRESS』編集長等を経てフリーに。幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。



○マーティー・フリードマン /ギタリスト

かつてMEGADETH(メガデス)を全世界的なヘビーメタルバンドへと導き脱退。世界中に熱狂的なファンを持つソロギタリストとなる。後に活動の拠点をアメリカから日本・東京へと移し、現在はギタリスト・作曲家・プロデューサーだけに留まらず、テレビ・ラジオ・CM・映画など様々な角度でマルチアーティストとして活動している。



○東京フィルハーモニー交響楽団

1911年創立の日本で最も伝統あるオーケストラ。2001年に新星日本交響楽団と合併し、日本で初めてシンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せ持つオーケストラとなる。2010年4月、ベルリン国立歌劇場など世界の楽壇で活躍するダン・エッティンガーが常任指揮者に就任。定期演奏会を中心とする自主公演、新国立劇場などでのオペラ・バレエ演奏、放送演奏、教育プログラムなどの国内活動をはじめ、近年はアジアツアーなど海外公演でも高い評価を得ている。
公式ウェブサイト http://www.tpo.or.jp



楽曲紹介

 
Untitled Concert