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8月22日の放送内容

アレンジ・バトル2010〜もしもこの映画が○○だったら

番組おなじみのアレンジャーが腕を競い合う企画です。映画をテーマに「もしもこの映画が○○だったら…」というあり得ない仮定で新しい音楽を創造していただきました。
♪前田憲男、渡辺俊幸、三宅一徳、青島広志、坂田美子(薩摩琵琶)、小湊昭尚(尺八)
日本フィルハーモニー交響楽団

出演者

○前田 憲男  まえだ のりお /作・編曲家

1934年大阪生まれ。独学でピアノを習得し、1955年上京。ジャズピアニストとしての実力を高く評価されると共に、アレンジャーとしても頭角を現し、以来今日に至るまでステージ、テレビなど幅広い分野で音楽活動を展開。1983年日本レコード大賞「最優秀編曲賞」、ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」を受賞。プレイはもとより作・編曲家としても日本を代表する一人である。



○渡辺 俊幸  わたなべ としゆき /作曲家

映画、テレビ・ドラマ、アニメーションなどから純音楽まで作曲活動は多岐に渡る。代表作にNHK大河ドラマ『利家とまつ』、『毛利元就』、NHKドラマ『大地の子』、映画『サトラレ』、『解夏』、『UDON』、『瞬またたき』、愛・地球博開会式テーマ曲『愛・未来』、『交響的幻想曲 能登』などがある。8月29日に東京芸術劇場にて日本フィルと共に『シンフォニック・エンタテインメント』と題したコンサートを行う。洗足学園音楽大学教授。



○三宅 一徳  みやけ かずのり /作曲家

飛行機乗りを目指すも視力と学力の低下により挫折。目標を失った高校2年の夏、プログレッシブロックに触発され音楽を志し現在に至る。邦楽器によるユニットの草分け「箏座」での活躍により、それまでにありそうで無かった和楽器でのポップスジャンル開拓者として知られるが、海外のコンクールの課題曲にもなったマリンバソロ曲“Chain”や、ロックテイスト“Believe Your self”(「仮面ライダーアギト」エンディング曲)、繊細なクラシックギターソロ曲の“夢のかたみ”等、その音楽性は多岐にわたる。



○青島広志 あおしま ひろし/作曲家

1955年東京生まれ。東京藝術大学大学院(修士課程)を首席で卒業。オペラに造詣が深く、オペラの自作品も数多く、高い評価を受ける。また、独自のユニークな視点での執筆活動、音楽会の構成、演出、指揮・ピアノ出演、最近はイラストレーターとしてなど多岐にわたり活躍中。現在東京藝術大学・都留文科大学講師。「題名のない音楽会」アドバイザー。



○坂田 美子  さかた よしこ /琵琶奏者

1978年半田淳子に師事。以後10年間指導を受ける。語り物と器楽の両面を併せ持つ琵琶音楽の可能性に魅かれ、古典曲、現代曲にこだわらない幅の広い演奏活動を国内外で展開している。歌、語り、和楽器のコラボレーションを追及するグループ「びかむ」のメンバー。現在桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。第40回日本琵琶楽コンクール第1位、文部科学大臣賞受賞。NHK総合テレビ「新日本紀行ふたたび」のテーマ曲(冨田勲作曲)の作詞と歌を担当。



○小湊 昭尚  こみなと あきひさ /尺八奏者

民謡小湊流三代目家元。民謡小湊流家元長男として生まれ、5歳より両親の手ほどきを受け、舞台活動を開始。1985年、少年少女民謡大会において最優秀賞受賞。1995年より故人間国宝・山口五郎氏に師事。1997年、東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻に入学。2001年3月、同大学卒業。現在、伝統邦楽、古典に加え、民謡、ポップス、ジャズ等ジャンルを問わずテレビ、ラジオをはじめ国内外のコンサートで幅広く活動中。



○日本フィルハーモニー交響楽団

1956年創立。“音楽を通して文化を発信する”日本フィルは、首席指揮者アレクサンドル・ラザレフを中心に質の高い音楽をお届けする「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ」という三つの柱で活動を行っている。



楽曲紹介

 
Untitled Concert