
山下洋輔トリオ~40年目の同窓会~(1) |
山下洋輔が自身のトリオでデビューしてから今年で40周年を迎えます。縁の人物タモリを特別ゲストに迎え、山下洋輔40年の歩みを振り返りました。
♪山下洋輔、タモリ、坂田明、森山威男、山下洋輔ニューカルテット、金沢美也子(る*しろう)
○山下洋輔 やました ようすけ/ピアニスト
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラなど異ジャンルとも意欲的に共演する。2008年『ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>』を発表。「ニューヨーク・トリオ」結成20周年記念アルバム『トリプル・キャッツ』をリリース。多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
○山下洋輔トリオ
1969年結成。今回出演する森山威男(ドラムス)は1969年から75年まで、坂田明(サックス)は1972年から79年までのメンバー。一切の規制を取り払った激しい演奏は、日本だけでなくヨーロッパの若者たちからも熱狂的に迎えられる。何度かのメンバー交代を経ながら、1983年いっぱいでトリオは解散。 結成40周年を迎える今夏7月19日に日比谷野外音楽堂で歴代メンバーが総結集する「山下洋輔トリオ復活祭」を開催する。
○山下洋輔ニュー・カルテット
山下洋輔が、音大出身の才能ある若者たちを抜擢し、2005年に結成。柳原旭(エレキ・ベース)、小笠原拓海(ドラムス)は洗足音楽大学ジャズコース、米田裕也(サックス)は国立音楽大学卒業。3人とも1980年代生まれで、まだ20代半ば。若々しいセンスとエネルギーに溢れたその演奏からは目が離せない。 結成から4年を経て、メンバーの活動の場は大きく広がっている。
○金澤美也子(る*しろう)
1969年東京新宿生まれ。山下洋輔トリオと同い年。幼少時よりピアノを始め、様々なジャンルを経て、ルインズの吉田達也率いる「高円寺百景」に鍵盤で参加、楽曲等も提供。 1999年自己のバンド「る*しろう」を結成。『名付けようの無いぶっ飛び音楽』と山下洋輔氏の称賛を受ける。 2006年マルセイユ公演、09年3月サハリン公演など海外でも好評を博す。
「8.8」「3.27830」の2枚のアルバムをリリースしている。

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