楽曲紹介
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10月17日の楽曲紹介

♪1:キャンディード 序曲
作曲 : L.バーンスタイン
指揮 :  佐渡 裕
演奏 :  兵庫芸術文化センター管弦楽団

「キャンディード」の原作は18世紀フランスの哲学者ヴォルテール(1694~1778)によるものです。アメリカの作曲家・指揮者であるレナード・バーンスタイン(1918~1990)によって原版は1956年に作曲されました。この「序曲」は独立曲としても人気で、様々な演奏会などでも演奏される機会が多いです。曲中の旋律のいくつかは劇中にも現れます。佐渡 裕が司会に就任後の「題名のない音楽会」のオープニング曲としてもお馴染みです。



♪2:きらびやかに華やかに (Glitter and Be Gay)
作詞 : R.ウィルバー
作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ
クネゴンデ :  マーニー・ブレッケンリッジ
指揮 :  佐渡 裕
演奏 :  兵庫芸術文化センター管弦楽団

主人公キャンディードの恋人であるクネゴンデが歌うアリア。心ならず魂を売り、権力者の愛人になってしまった我が身を嘆きながらも、どうせならとシャンパンやきらびやかな宝石を身につけ、コロラトゥーラで歌います。



♪3:こんなものだったの? (Nothing More Than This)
作詞・作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ
キャンディード :  ジェレミー・フィンチ
指揮 :  佐渡 裕
演奏 :  兵庫芸術文化センター管弦楽団

主人公キャンディードによるアリア。離ればなれになってしまったクネゴンデと偶然の再会をしますが、欲の塊になってしまった彼女に落胆します。美しいメロディーに「こんなものなのか 僕の人生の意味は 僕が信じてきた神聖な宝物は こんなものだったの?僕の希望と喜びの全ては こんなものだったの?」という絶望的な歌詞です。



♪4:僕らの畑を耕そう (Make Our Garden Grow)
作詞 : R.ウィルバー
作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ
キャンディード :  ジェレミー・フィンチ
クネゴンデ :  マーニー・ブレッケンリッジ
合唱 :  楠永陽子(ソプラノ)
   伊藤絵美(アルト)
   西原綾子(アルト)
   土田景介(テナー)
   大谷圭介.(バス)
   西田昭広(バス)
指揮 :  佐渡 裕
演奏 :  兵庫芸術文化センター管弦楽団

「キャンディード」のエンディングを飾る壮大な曲。舞台時は出演者全員が登場して歌われる楽曲です。変わってしまったクネゴンデに再会したキャンディード、彼は「君は愚かだったし 僕もそうだった でも おいで 僕の妻になっておくれ」、「僕らは純粋でもないし 賢くも正しくもない でも 僕らは家を建て 森を拓く そして 僕らの畑を耕すんだ」と歌います。



放送内容

 
Untitled Concert