指揮 : |
佐渡 裕 |
演奏 : |
兵庫芸術文化センター管弦楽団 |
「キャンディード」の原作は18世紀フランスの哲学者ヴォルテール(1694~1778)によるものです。アメリカの作曲家・指揮者であるレナード・バーンスタイン(1918~1990)によって原版は1956年に作曲されました。この「序曲」は独立曲としても人気で、様々な演奏会などでも演奏される機会が多いです。曲中の旋律のいくつかは劇中にも現れます。佐渡 裕が司会に就任後の「題名のない音楽会」のオープニング曲としてもお馴染みです。
♪2:きらびやかに華やかに (Glitter and Be Gay) |
作詞 : R.ウィルバー
作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ |
クネゴンデ : |
マーニー・ブレッケンリッジ |
指揮 : |
佐渡 裕 |
演奏 : |
兵庫芸術文化センター管弦楽団 |
主人公キャンディードの恋人であるクネゴンデが歌うアリア。心ならず魂を売り、権力者の愛人になってしまった我が身を嘆きながらも、どうせならとシャンパンやきらびやかな宝石を身につけ、コロラトゥーラで歌います。
♪3:こんなものだったの? (Nothing More Than This) |
作詞・作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ |
キャンディード : |
ジェレミー・フィンチ |
指揮 : |
佐渡 裕 |
演奏 : |
兵庫芸術文化センター管弦楽団 |
主人公キャンディードによるアリア。離ればなれになってしまったクネゴンデと偶然の再会をしますが、欲の塊になってしまった彼女に落胆します。美しいメロディーに「こんなものなのか 僕の人生の意味は 僕が信じてきた神聖な宝物は こんなものだったの?僕の希望と喜びの全ては こんなものだったの?」という絶望的な歌詞です。
♪4:僕らの畑を耕そう (Make Our Garden Grow) |
作詞 : R.ウィルバー
作曲 : L.バーンスタイン
訳詞 : 大橋マリ |
キャンディード : |
ジェレミー・フィンチ |
クネゴンデ : |
マーニー・ブレッケンリッジ |
合唱 : |
楠永陽子(ソプラノ) |
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伊藤絵美(アルト) |
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西原綾子(アルト) |
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土田景介(テナー) |
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大谷圭介.(バス) |
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西田昭広(バス) |
指揮 : |
佐渡 裕 |
演奏 : |
兵庫芸術文化センター管弦楽団 |
「キャンディード」のエンディングを飾る壮大な曲。舞台時は出演者全員が登場して歌われる楽曲です。変わってしまったクネゴンデに再会したキャンディード、彼は「君は愚かだったし 僕もそうだった でも おいで 僕の妻になっておくれ」、「僕らは純粋でもないし 賢くも正しくもない でも 僕らは家を建て 森を拓く そして 僕らの畑を耕すんだ」と歌います。

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