2000年6月に単発ドラマとして、2002年10月より連続ドラマとしてテレビ朝日系列で放送されている刑事ドラマ。2008年には映画化されました。警視庁の窓際部署である「特命係」に所属する杉下右京(水谷豊)が主人公。このテーマ曲の作曲は池頼広。第3シーズンから使用されています。今回の演奏は第3シーズン用のオープニングをさらに拡張した、第4シーズン用のオープニングに基づいたアレンジが用いられています。
1994年から第1シーズンが開始、1999年の第3シーズンまで連続ドラマとして、以降スペシャル版が数多く放送された人気シリーズ。黒のスーツ、黒の襟無しシャツ(黒のコート)といういでたちの警視庁刑事部捜査一課の警部補、古畑任三郎(田村正和)が主人公で、難事件を解決します。脚本は三谷幸喜。テーマ曲は本間勇輔で、「刑事物、それも米テレビタッチ」という依頼に応え作曲したそうです。
♪3:「太陽にほえろ!」シーン別メドレー テーマ~サスペンス~青春~衝撃~愛~テーマ |
「太陽にほえろ!」は1972年から放送された刑事ドラマの金字塔ともいえる作品。音楽は元ザ・スパイダーズのメンバーでもあった大野克夫。サウンド・トラックも数多く出され、メインテーマ以外も良く知られ、人気のある楽曲も多いです。今回はその中から「テーマ」「サスペンス2」「青春」「衝撃」「愛」を、刑事ドラマが大好きな俳優、柳沢慎吾さんによるシーン再現付きでお送りします。
アメリカでは1967年より、日本では1969年から放送された「鬼警部アイアンサイド」のテーマ曲。作曲はマイケル・ジャクソンや「We are the World」のプロデューサーとしても有名なクインシー・ジョーンズ。世代によってはドラマのテーマ曲というよりも、1970年代に人気を博したワイド・ショー番組「ウイーク・エンダー」のジングルとして認知されている方も多いのではないでしょうか。
「おはようフェルプス君」のナレーションで始まるテレビ・シリーズ(日本では1967年から放送)を思い出すか、トム・クルーズ主演の映画「ミッション・インポッシブル」(1996年から3作製作された)を思い出すかは、世代によって違いはあるものの、いずれもテーマ曲はラロ・シフリンの作曲によるもの。作曲当時、スパイもの音楽といえば「007」が有名でしたが、シフリンは「007が4拍子だったので、こっちは5拍子で書いてやろうと思った」と証言しています。
「ルパン三世」は1971年から放映されたモンキー・パンチ原作の長寿アニメ・シリーズ。主題曲はシリーズごとに様々な楽曲やアレンジのものが使用されてきましたが、この「ルパン三世’80」は1979年10月放送から使用されたもの。作曲は1977年から「ルパン三世」を担当する大野雄二。’80バージョンではそれまでのディスコ・サウンド風アレンジのものからビッグ・バンド編成のジャズ・テイストのアレンジになりました。
1988年の放送開始から18年の長きに渡って視聴者に愛された長寿シリーズの刑事ドラマ。「万年ヒラ」「人情」を特徴とする、山手中央署の名物刑事、安浦吉之助(藤田まこと)が視聴者の多くの共感を呼びました。テーマ曲はトランペットのハイ・ノートが、鮮烈な印象を与えます。作曲は甲斐正人。
1976年から放送された「大都会」のシリーズ第3弾で、「Part III」は1978年から1年間に渡って放送されました。この一連のシリーズで石原プロは後の「西部警察」に受け継がれる刑事ドラマ路線を確立しました。作曲はサックス・プレイヤーでもある荒川達彦。
♪9:「西部警察 PART II」 ワンダフル・ガイズ |
1979年から放送された「西部警察」は、それまでの刑事ドラマの常識を打ち破る爆破シーンの連続と007シリーズばりの大道具・小道具の使用が当時の視聴者を熱狂させました。この作品は1982年から放送された「西部警察Part II」と1983年から放送された「西部警察Part III」で用いられたメイン・テーマの{ワンダフル・ガイズ}で、作曲は「題名のない音楽会」の前司会者、羽田健太郎によるものです。
指揮 : |
佐渡 裕 |
演奏 : |
シエナ・ウインド・オーケストラ |
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美野春樹(キーボード・ハモンドオルガン) |
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古川望(ギター) |
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川崎哲平(ベース) |
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伊藤史朗(ドラムス) |

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