料理番組のテーマ曲ではありません。気持ち次第で、どこででも音楽は楽しめます!今回は池上英樹さんに、どこの家庭でもあるキッチン・グッズで、料理を作る代わりに即興で音楽を作って頂きました。
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池上英樹(小学校木琴) |
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御喜美江(小学校アコーディオン) |
原曲は1900年に初演された歌劇「皇帝サルタンの物語」の1曲です。海の向こうから飛んできた熊蜂の群れが、白鳥を襲おうと、ぶんぶん飛び回る羽音を描写しています。現在では歌劇全体が演奏される機会はほとんどありませんが、この楽曲だけは色々な楽器用に編曲され、「いかに速く演奏できるか」を誇示する作品として親しまれています。今回は小学校で使う木琴とアコーディオンのみで演奏しました。
| 演奏 : |
池上英樹(小学校で使うあらゆる楽器) |
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御喜美江(小学校アコーディオン) |
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佐渡裕(たて笛) |
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高嶋ちさ子(1/16ヴァイオリン) |
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本間智恵(木琴) |
元々は19世紀の作曲家ヨセフ・ウィンナーの作品でしたが、1939年、グレン・ミラーがスウィング・ジャズに編曲し、大人気の楽曲となりました。「茶色の小瓶」とは洋酒の瓶を指し、元の歌詞では「友達をなくしても、生活が困っても、お酒が大好き」という夫婦を明るく陽気に歌っています。
永六輔・作詞、中村八大・作曲のゴールデン・コンビの楽曲で、1959年(昭和34年)水原弘の歌でヒットしました。近年では1991年にちあきなおみがカバー曲として発表し、テレビCMに起用されるなど、話題となりました。
| 演奏 : |
池上英樹(マリンバ) |
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御喜美江(アコーディオン) |
アルゼンチンの作曲家でバンドネオン奏者のアストル・ピアソラによる1974年の代表曲です。「リベルタンゴ」とは「自由 libertad」「タンゴ tango」を合わせた造語です。その名のとおり、タンゴでありながらクラシックやジャズの要素を融合させた、独自の演奏形態を生み出しており、現在ではあらゆるジャンルで演奏されています。今回もマリンバとアコーディオンによる演奏をお楽しみ頂きました。
| 演奏 : |
池上英樹(マリンバ) |
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御喜美江(アコーディオン) |
現代も活躍中の作曲家・吉松隆の作品で、元は弦楽四重奏でした。そもそものタイトルは「ドクター・タルカスズ・アトム・ハーツ・クラブ・デュオ」で、これは往年のロック・グループ、エマーソン・レイク・&パーマーの「タルカス」、ピンク・フロイドの「原子心母」、ビートルズの「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」という3つの言葉を合成した言葉です。この弦楽四重奏曲をギター2重奏に編曲したものを元に、今回、マリンバとアコーディオンで演奏しました。

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