| 指揮 : |
佐渡 裕 |
| 演奏 : |
東京フィルハーモニー交響楽団 |
L.バーンスタイン没後20周年。「スラヴァ」とはバーンスタインが敬愛する大チェリスト、ロストロポーヴィチのニックネームです。1977年にロストロポーヴィチのワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督就任を記念して贈った曲で、打楽器や管楽器が増員された大編成のオーケストレーションと、オーケストラメンバ−による声の参加もお楽しみ頂きました。
「サウンド・オブ・ミュージック」〜「私のお気に入り」〜「ドレミの歌」
〜「ひとりぼっちの羊飼い」〜「すべての山に登れ」
作詞 : O.ハマースタイン2世
作曲 : R.ロジャース
編曲 : 渡辺俊幸 |
| 指揮 : |
佐渡 裕 |
| 演奏 : |
東京フィルハーモニー交響楽団 |
O.ハマースタイン2世没後50周年。O.ハマースタイン2世は、ほかに「ショー・ボート」「南太平洋」「王様と私」など大ヒットミュージカルを多数世に送り出しました。彼は後のブロードウエイ・ミュージカルの基盤をつくった最重要な作詞、脚本家で、バーンスタインや「ウエストサイド物語」を作詞したスティーヴン・ソンドハイムにも多大な影響を与えました。
今回はその中から「テーマ」〜「私のお気に入り」〜「ドレミの歌」〜「ひとりぼっちの羊飼い」〜「すべての山に登れ」を演奏しました。
| ♪3:「ギターのための12の歌」より イエスタデイ |
作曲 : J.レノン&P.マッカートニー
編曲 : 武満徹 |
武満徹生誕80周年。日本を代表する作曲家武満徹は、ギターを愛し自身の作曲作品から編曲作品まで数々のギター作品を残しています。「ギターのための12の歌」はアイルランド民謡、ポピュラーソングや映画音楽など武満徹が好んだ曲を、精細で、緻密な編曲を施しています。特にビートルズの曲からは「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」「ミッシェル」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」と4曲選ばれています。そのどの曲からも武満徹がギターに対していかに深い愛情をもって向き合っていたかが感じられ、「イエスタデイ」は、とりわけ繊細なニュアンスが表現されていて、武満徹らしいといわれています。(ビートルズも解散40周年です。)
| 指揮 : |
佐渡 裕 |
| 演奏 : |
東京フィルハーモニー交響楽団 |
R.シューマン生誕200周年。1846年にメンデルスゾーンの指揮で初演。一般的にはシューマンの交響曲の中では、一番知られていない曲ですが、多くの巨匠級の指揮者がレパートリーにしている難曲です。バーンスタインは1961年の初来日時と1990年の亡くなる直前の来日でもこの曲をとりあげています。
この時期のシューマンは病気と闘いながら作曲に取り組んでいましたが、精神的な苦悩から、生きることへ回帰する喜びを感じさせる、例えようのない深遠で美しい名曲を生み出しました。特にこの第3楽章をシューマンの全作品中で最も美しいという人もいるくらいです。

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