作曲 : E.ショーソン
ヴァイオリン : 庄司紗矢香
指揮 : 佐渡 裕
演奏 : BBCフィルハーモニック
ショーソンは19世紀後半のパリで活躍した作曲家。44歳の生涯ながら幅広いジャンルに作品を残した。現在では、「詩曲」がヴァイオリニストの主要レパートリーとして数多く演奏されている。もともとツルゲーネフの小説「愛の勝利の歌」を標題とする交響詩として着想されたが、後に標題を取り去って、純粋な器楽曲「詩曲」として発表。物語を想像させる旋律が曲の魅力。同時代の名ヴァイオリニスト、イザイに献呈・初演。ヴァイオリニストの魅力を存分に引き出した作品。