題名のない音楽会 毎週日曜あさ9時

11月18日の楽曲紹介

♪1:交響曲第5番「運命」 第1楽章
1918年の日本初演時は「運命」という副題は使用されておらず、単に「交響曲第5番」とされていた。1926年に九州で行われた演奏会では「第5番・運命」として紹介されたという記録が残っている。作曲者の出生地ドイツでは通常副題はつかないが、“Schichsal Symphonie”(交響曲運命)と呼ぶ場合もある。
♪2:交響曲第5番「運命」 第3楽章・第4楽章 より
全体を通して、フィナーレを到達点として構想され、暗から明へ、苦悩から歓喜へという表現がされている。第4楽章ではピッコロ、トロンボーン等、交響曲では珍しい楽器を初めて使用、後の交響曲に影響を与えた。
作曲 : L.v.ベートーヴェン
指揮 : 佐渡 裕
演奏 : 兵庫芸術文化センター管弦楽団