ご使用のブラウザはフレームに対応しておりませんので、一部のコンテンツがご覧になることができない可能性があります。
使用のブラウザはフレームに対応しておりませんので、一部のコンテンツがご覧になることができない可能性があります。
11月13日の楽曲紹介
♪1:交響曲第3番「英雄」 第1楽章より
作曲 : L.v.ベートーヴェン
指揮 : 佐渡 裕
演奏 : 兵庫芸術文化センター管弦楽団
1804年作曲。作曲当初は“民主主義の英雄”であるナポレオンに捧げるために作曲。曲タイトルも、当初は「ボナパルト」とナポレオンの名を付けていた程、楽曲全体が“英雄賛美”。
♪2:交響曲第3番「英雄」 第2楽章“葬送行進曲”より
作曲 : L.v.ベートーヴェン
指揮 : 佐渡 裕
演奏 : 兵庫芸術文化センター管弦楽団
この第2楽章は「葬送行進曲」というタイトルだが、誰に向けた曲かは記されていない。しかし、ナポレオン死去の際、ベートーヴェンは「すでにこの人の最期を音楽で予言した」と語ったという。「他者に向けた作品」など諸説あるが、通常第2楽章は美しく歌い上げる曲想である中、異例の作品。
♪3:交響曲第3番「英雄」 第4楽章より
作曲 : L.v.ベートーヴェン
指揮 : 佐渡 裕
演奏 : 兵庫芸術文化センター管弦楽団
この第4楽章は短い経過部とフーガを伴った自由な変奏曲形式で書かれている。この楽章の主題はベートーヴェン作曲バレエ音楽「プロメテウスの創造物」から用いられている。プロメテウスとはギリシャ神話の神で、人間に火を与えた事でゼウスの怒りを買い苦行を強いられた。つまり「自身を犠牲にして世のためになる」例えでベートーヴェンの英雄に込めた想いがうかがえる。