題名のない音楽会 毎週日曜あさ9時

5月25日の放送内容

50周年記念(1)番組が生まれた1964年の音楽

「題名のない音楽会」も今年で放送50周年を迎えます。そこで、今週から10週にわたって記念企画をお送りします。番組がスタートした1964年の音楽背景と共に、「題名のない音楽会」が現在の音楽シーンに与えた影響を分析していきました。
♪田原総一朗、氷川きよし、岩村力(指揮)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

出演者

○田原総一朗  たはら そういちろう/ジャーナリスト 1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として大学院で講義をするほか、「大隈塾」塾頭も務める。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)、『激論!クロスファイア』(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数。また、『日本の戦争』(小学館)、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』(講談社)、『憂鬱になったら哲学の出番だ!』(幻冬舎・西研共著)、『文藝別冊 田原総一朗』(河出書房新社)など、多数の著書がある。

○氷川きよし  ひかわ きよし/歌手 2000年2月2日「箱根八里の半次郎」でデビュー。華麗なルックスと歌唱力で幅広い層の人気を呼び、いきなり100万枚を突破するヒットとなる。以降も「きよしのズンドコ節」等ヒット曲多数。2006年には「一剣」で日本レコード大賞・大賞を受賞。2008年にはNHK紅白歌合戦で大トリを務め、押しも押されぬ演歌界の大スターに。今年、デビュー15周年記念曲として発売した股旅演歌「大利根ながれ月」がロングヒット中。5月21日にはアルバム「氷川きよしの昭和の演歌名曲集」が発売となる。

○岩村 力  いわむら ちから/指揮者 早稲田大学理工学部電子通信学科、および桐朋学園大学演奏学科を卒業。マスタープレイヤーズ指揮者コンクール優勝ほか数多くの国際コンクールにて入賞。これまでにハンガリー響、N響等内外のオーケストラを指揮するほか、アルゲリッチの要請によりパドヴァ室内管弦楽団と共演し国際的に活躍。2000-07年NHK交響楽団アシスタントコンダクター。2010年より兵庫芸術文化センター管弦楽団レジデント・コンダクター。

○東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 1975年設立。音楽監督に宮本文昭、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎を擁する。これまで『ニーベルングの指環』全4部作をはじめとするワーグナー作品を、飯守泰次郎の指揮で「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラシリーズ」として上演し好評を博す。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、区内で音楽文化の振興を目的とした活動を幅広く行っている。2014年度は「発!」をキャッチフレーズに熱い演奏を展開する。