題名のない音楽会 毎週日曜あさ9時

4月20日の放送内容

再発見!ニッポン(2)〜歌舞伎音楽の職人「附師」

日本の音楽を再発見するシリーズ第2弾として、歌舞伎音楽で重要な役割を担う「附師」という仕事人をご紹介しました。日本人でありながら意外に知らなかった歌舞伎音楽の世界。普段は客席から見えない黒御簾で、どんな音楽が演奏されているのか掘り下げました。
♪杵屋巳太郎   他

出演者

○杵屋巳太郎 1966年東京生まれ。幼い頃より三味線に親しみ、昭和57年七代目杵屋巳太郎に入門。昭和59年に二代目杵屋巳吉の名を許される。同年尾上菊五郎劇団音楽部に入部。平成15年に音楽部タテ三味線に昇進、平成20年国立劇場特別賞、21年第29回伝統文化ポーラ賞奨励賞受賞。24年八代目杵屋巳太郎を襲名。長唄杵巳流大師範。伝統歌舞伎保存会会員。現在は菊五郎劇団舞踊所作事のタテ三味線、黒御簾の舞台師、附師を担当している。歌舞伎公演の作曲、補曲多数。