福島県郡山市から2週に渡ってお送りする、東日本大震災復興応援企画、第2弾です。福島に根付く音楽文化を通して、復興に向け絆を深めている地元の団体が佐渡裕さん、シエナと共演。福島県で育った加藤茶さんと共に、地元・福島にエールを送りました！
♪加藤茶、佐渡 裕（指揮）、シエナ・ウインド・オーケストラ、原田直之（民謡）、民謡小湊会少年部、平商業高等学校フラダンス愛好会　平商Mahaloha、郡山市立朝日が丘小学校

○加藤　茶　　かとう　ちゃ 高校卒業まで福島で育つ。昭和36年よりドラマーとして音楽活動をスタート。昭和39年、いかりや長介と「新生ドリフターズ」結成に参加。ジャズ喫茶を中心にライブ活動を続ける。同年9月、NTV「ホイホイ・ミュージックスクール」でTVデビュー。音楽を取り入れた新しい笑いがテレビなどで評判となり、大衆の「ドリフターズ」としてお茶の間に浸透していく。また、昭和41年7月には、武道館にて「ビートルズ」との共演も果たす。 昭和44年10月、TBS「8時だよ！全員集合」がスタート。平均視聴率30%を誇り、怪物番組の異名をとった。その他、数々のバラエティー番組で活躍し日本のお茶の間の人気者となる。平成23年には「デビュー50周年」を迎えた。最近ではバラエティー番組への出演の他、役者としてドラマや舞台へ出演。また、ラジオやCMなどにも出演し、多方面で活躍中。

○原田　直之　　はらだ　なおゆき 昭和17年福島県浪江町に生まれ育つ。昭和35年第14回NHKのど自慢全国コンクール民謡の部福島県代表となる。昭和36年我妻桃也の内弟子となり民謡修行の第一歩を踏み出す。昭和53年NHK夜の指定席「民謡をあなたに」にレギュラー出演民謡ブームをつくる。平成20年（財）日本民謡協会より「民謡名人位」受章。平成25年11月3日浪江町名誉町民受章。同年11月22日福島県外在住功労者知事表彰受章。

○民謡小湊会少年部 昭和37年　民謡小湊会　として、福島県石川町に発足。主に大人向けの民謡教室であったが、昭和54年より3〜18歳迄を対象とする少年部が出来、民謡の楽しさを個々に感じ、日本人としての基本的なマナーを学びながら発表会やおさらい会にて、唄　三味線　太鼓　お囃子等を演じ、老人ホームの慰問等も行い、民謡の全国大会にも出場し賞をもらう。平成20年茨城県で行われた国民文化祭にて、会津磐梯山他、福島県民謡を披露する。

○福島県立平商業高等学校フラダンス愛好会　平商Mahaloha 「平商Mahaloha」は第1回フラガールズ甲子園に出場するため有志で結成されました。東日本大震災後は「自分たちの踊りで笑顔と元気を届ける活動をしたい」と仮設住宅や老人介護施設等への訪問や、地域の行事での披露を重ねてきました。そこでの声援や私達の踊りを見てくださった方々の笑顔に勇気づけられて今の私達があります。今日は入賞校として恥じぬよう、皆さんに元気や感動を届けられるよう、一生懸命に踊ります。

○郡山市立朝日が丘小学校 創立26年目の歴史の浅い学校ですが、当時から音楽活動が盛んでした。特設合唱部は現在58名で活動しています。特に近年は、いろいろなコンクールで優秀な成績を残しており、東日本大震災が起きた平成23年には、こども音楽コンクールで文部科学大臣奨励賞を受賞しました。また、東京混声合唱団やジャズピアニストのアキコ・グレースさん、山中千尋さんと共演するなど、たくさんのステージを経験し歌う喜びを心から味わっています。