クラシック楽器の女王「ヴァイオリン」の明るい未来を築くため、日々研究を重ねる葉加瀬博士と、クレーマーちさ子教授をゲストにお迎えし、お互いの研究成果を勝負形式で発表していただきました。どんな研究成果が出たのでしょうか。お2人の白熱した勝負をお届けしました!
♪葉加瀬 太郎、高嶋 ちさ子、上妻 宏光(津軽三味線)、はせ みきた(和太鼓)、12人のヴァイオリニスト 他
○葉加瀬 太郎 はかせ たろう/ヴァイオリニスト
'90年、KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。セリーヌ・ディオンとの共演で世界的存在となる。'96年の解散後ソロ活動開始。'02年、自身が音楽総監督を務める“HATS”を設立。今年8月には日本人が持つ心、精神美をテーマにしたアルバム「JAPONISM」を発売。同日、富士山頂にてコンサートツアーの成功祈願、並びに生演奏を行った。9月から恒例の全国ツアーは、同名タイトルに“World Tour”と冠し、海外での5公演を含む全45公演を行っている。
○高嶋 ちさ子 たかしま ちさこ/ヴァイオリニスト
桐朋学園大学を経て、イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを修了。常にお客様の目線で考えられたコンサートを企画、全国で年間100本近いコンサートを開催。各地で新たなクラシックファンを獲得してきた。現在、演奏活動を中心としながら、コンサートプロデュース、テレビ・ラジオ番組の出演、執筆活動など幅広く活躍している。
愛用器:ストラディバリウス(1736年製)愛称:ルーシー
高嶋ちさ子official web site
http://www.j-two.co.jp/chisako/
○上妻 宏光 あがつま ひろみつ/三味線プレイヤー
1973年茨城県出身。6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝するなど、純邦楽界で高い評価を受け、2001年『AGATSUMA』にてメジャーデビュー。伝統的なジャンルのみに留まることなく、国内外において数多くのミュージシャンとのセッションを重ね“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。さらに日本全国の小学校において日本の伝統音楽の魅力を伝える授業を行っており、次世代への文化伝承にも力を注いでいる。
○はせ みきた /太鼓奏者
静岡県出身。太鼓奏者の第一人者・林英哲に師事し舞台演奏家としての研鑽を積む。2000年 ユニット「ようそろ」を結成、太鼓デュオという独自の演奏スタイルを確立。近年はソロ奏者として、国内外での公演のほか、様々なアーティストとの交流、楽曲提供、後進の育成なども精力的に行っている。2011年初のソロ公演、2012年南米ツアー、2013年阿部サダヲ主演舞台「八犬伝」に出演。
○12人のヴァイオリニスト
「クラシックをより身近に」をテーマに、様々な活動を続けているヴァイオリニスト高嶋ちさ子が立ち上げた“観ても、聴いても、美しく、楽しいヴァイオリン・アンサンブル”。クラシックの名曲を中心にジャンルにとらわれず、12本のヴァイオリン編成にアレンジをして演奏をしている。アウトリーチコンサート、ラフォルジュルネジャポン、海外音楽祭への参加など、演奏活動を中心としながらも、テレビ・ラジオなどのメディアへも出演するなど、幅広く活動している。