10月13日の放送内容
ドイツ名門歌劇場で音楽総監督~沼尻竜典登場
「題名のない音楽会」でもおなじみ、指揮者の沼尻竜典さんが今年の8月にドイツの名門オペラハウス、リューベック歌劇場の音楽総監督に就任されました。今回は、沼尻竜典さんをゲストにお迎えし、リューベック歌劇場ゆかりの曲をご紹介しました。
♪沼尻竜典(指揮)、迎肇聡、清水徹太郎、二塚直紀、東京交響楽団
出演者
○沼尻 竜典 ぬまじり りゅうすけ/指揮者
リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督、日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ベルリン・ドイツ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、フランス放送フィル、パリ室内管等のオーケストラ、ケルン、ミュンヘン、ベルリン、シドニー等の歌劇場へ客演している。
○迎 肇聡 むかい ただとし/バリトン
大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。第54回全日本学生音楽コンクール大阪大会1位。オペラでは各地における「フィガロの結婚」「セビリャの理髪師」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」「トゥーランドット」「ラ・ボエーム」「愛の妙薬」「ドン・パスクアーレ」等に出演。またコンサートでは、ドイツでの研鑽を生かしたドイツ歌曲を中心に、日本歌曲、宗教曲などで活躍している。現在びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバー。
○清水 徹太郎 しみず てつたろう/テノール
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第20回ABC新人コンサートオーディション音楽賞受賞。第9回東京音楽コンクール第3位の他、多数のコンクールに入選・入賞。2012年関西歌劇団本公演G.ビゼー作曲「カルメン」ドン・ホセ役の好演により、2012年度音楽クリティッククラブ奨励賞を受賞。古楽からオペラ、宗教曲、現代曲まで幅広いレパートリーを持つ。日本演奏連盟所属。びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。武庫川学院女子大学音楽学部非常勤講師。
○二塚 直紀 にづか なおき/テノール
大阪芸術大学卒業。第23回飯塚新人音楽コンクール・声楽の部第1位。平成16年度大阪舞台芸術新人賞受賞。平成22年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。「カルメン」「椿姫」「コジ・ファン・トゥッテ」「ルル」など様々なオペラに出演するほか、ベートーヴェン「第九」、マーラー「大地の歌」、リスト「ファウスト交響曲」のテノールソロ、関西フィルハーモニー管弦楽団演奏会・ワーグナー「ジークフリート」ミーメ役等。関西二期会会員。京都教育大学、滋賀県立石山高校非常勤講師。
○東京交響楽団 とうきょうこうきょうがくだん
1946年創立。定期演奏会をはじめ、こども定期演奏会、「0歳からのオーケストラ」など多彩なコンサートを実施。新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてもオペラ、バレエ公演を担当している。現代音楽の初演などの実績が高く評価されて、数々の音楽賞を受賞。またこれまでに楽団員から出光音楽賞受賞者を輩出している。川崎市のフランチャイズオーケストラ、新潟市の準フランチャイズオーケストラとして地域の活動にも力を注いでいる。