10月6日の放送内容
世界最高峰のオーケストラを率いる34歳 樫本大進
今回はゲストに、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを若くして務めている世界のヴァイオリニスト、樫本大進さんをお迎えしました。現在の音楽活動のお話や、世界最高のオーケストラを率いるそのヴァイオリンの技をじっくりお送りしました。
♪樫本大進、川本嘉子
出演者
○樫本 大進 かしもと だいしん/ヴァイオリニスト
フリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位(1996年)など、5つの権威ある国際コンクールで優勝。マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなどのもと、数々のオーケストラと共演。室内楽にも意欲的に取り組み、2007年より赤穂・姫路で国際音楽祭「ル・ポン」を開始し音楽監督を務める。2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。ソリスト活動と両立し、現在に至る。使用楽器は1674年製アンドレア・グァルネリ。
○川本 嘉子 かわもと よしこ/ヴィオリスト
92年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位。ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。京都アルティ弦楽四重奏団のメンバー。91年東京都交響楽団に入団。99年より2002年退団まで首席奏者を務める。タングルウッド、マールボロ、ダボス、サイトウ・キネン、アルゲリッチ音楽祭等に参加。ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ等の著名な指揮者と共演。