12月9日の放送内容
MADE IN JAPAN〜日本の交響曲100年史
今年2012年は山田耕筰が日本人で初めて交響曲を作曲してちょうど100年にあたります。そこで今回は、この100年の間に日本の交響曲がどのように発展してきたのか、時代ごとの作品と共に振り返りました。
♪池辺晋一郎、沼尻竜典(指揮)、東京交響楽団
出演者
○池辺 晋一郎 いけべ しんいちろう /作曲家
1943年水戸市生まれ。67年東京藝術大学卒業。71年同大学院修了。66年日本音楽コンクール第1位。以後、尾高賞2度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(内、3度最優秀賞)など多数受賞。04年紫綬褒章を受章。現在、東京音楽大学教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂・洋楽監督、横浜みなとみらいホール館長、せたがや文化財団音楽事業部音楽監督。作品は交響曲(7曲)の他、オペラ、管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲など多数。また附帯音楽分野でも、「影武者」「楢山節考」「瀬戸内少年野球団」などの映画や、放送、演劇の音楽を多数担当。
○沼尻 竜典 ぬまじり りゅうすけ /指揮者
びわ湖ホール芸術監督、群馬交響楽団首席指揮者兼芸術アドヴァイザー、日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ベルリン・ドイツ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、パリ室内管、ケルン、ミュンヘン、ベルリン等欧米各地のオーケストラ、歌劇場へ客演している。
○東京交響楽団
1946年に創立した歴史と伝統を持つオーケストラ。定期演奏会をはじめ、オペラ、バレエ公演やこども定期演奏会、「0歳からのオーケストラ」など多彩なコンサート活動に加え、地域のコミュニティ活動やアウトリーチ活動も積極的に行っている。現代音楽の初演などの実績が高く評価されて、数多くの音楽賞を受賞。音楽評論家が評価するランキングでも日本のオーケストラで最高位に位置付けられている。