今回は、「題名のない音楽会」大人気企画「未来の大器」シリーズに幼少期出演後、さらなる研鑚を重ね、現在注目を集めている2人のヴァイオリニストをご紹介しました。
♪小林美樹、篠原悠那、沼尻竜典、東京交響楽団

○小林　美樹　　こばやし　みき　／ヴァイオリニスト 2011年10月、5年に一度ポーランドで行われている難関ヴィエニャフスキ国際コンクールにて第2位を受賞して、一躍注目を集める。昨年CDデビューも果たし、今年に入ってからはポーランドでヴェンゲーロフ指揮による演奏会、ベルリンでの演奏会や東京シティ・フィル定期公演で好評を博すなど国内外で活躍。これまでに、ヴァイオリンを石塚千恵、徳永二男の両氏に師事。現在、ウィーン私立音楽大学でパヴェル・ヴェルニコフ氏に師事している。


○篠原　悠那　　しのはら　ゆうな　／ヴァイオリニスト 2004年第58回全日本学生音楽コンクール大阪大会小学校の部 第1位。2006年第10回ヴィエニャフスキ国際コンクール（ポーランド）ジュニア部門 第3位。2011年第80回日本音楽コンクール第2位並びに岩谷賞（聴衆賞）。2012年第2回ガダニーニコンクール 第1位。4歳より山下金彌氏に、9歳より辰巳明子氏に師事。桐朋女子高等学校を首席で卒業し、特待生として桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース1年在学中。使用楽器 1753年製 J.B.ガダニーニ。


○沼尻　竜典　　ぬまじり　りゅうすけ　／指揮者 びわ湖ホール芸術監督、群馬交響楽団首席指揮者兼芸術アドヴァイザー、日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ベルリン・ドイツ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、パリ室内管、ケルン、ミュンヘン、ベルリン等欧米各地のオーケストラ、歌劇場へ客演している。


○東京交響楽団 1946年に創立した歴史と伝統を持つオーケストラ。定期演奏会をはじめ、オペラ、バレエ公演やこども定期演奏会、「0歳からのオーケストラ」など多彩なコンサート活動に加え、地域のコミュニティ活動やアウトリーチ活動も積極的に行っている。現代音楽の初演などの実績が高く評価されて、数多くの音楽賞を受賞。音楽評論家が評価するランキングでも日本のオーケストラで最高位に位置付けられている。