今、最も注目されているチェロの若手演奏家、宮田大さんをお招きして、「最も人の声に近い楽器」と呼ばれるチェロの様々な音色の魅力をお楽しみ頂きました。
♪宮田大(チェロ)、篠

和子(ハープ)、佐渡 裕(指揮)、兵庫芸術文化センター管弦楽団
○宮田 大 みやた だい /チェリスト
'09年、チェロにおける国際音楽コンクールの最高峰第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人初優勝。倉田澄子氏の指導のもと桐朋学園大学を経てジュネーヴ音楽院を卒業、現在クロンベルク・アカデミーでF・ヘルメルソン氏に師事している。16才で小澤征爾指揮で協奏曲を演奏。10年後の本年再演する。ベートーヴェン音楽祭(ボン)、ドレスデン音楽祭などに招待され、国内外で活躍中。TVへの出演も多い。CDはデビュー盤「
FIRST」がある。
○篠
和子 しのざき かずこ /ハープ奏者
桐朋学園大学卒業。ニース音楽院を審査員満場一致の金メダルを得て卒業。'93年第1回リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール・ジュニア部門第2位。'04年第6回USA国際ハープコンクールでVanderbilt Music Company賞受賞。'06年第36回エクソンモービル音楽賞奨励賞、'08年度第19回出光音楽賞受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員として2年間パリに留学。'02年「塔の中の王妃」でCDソロデビュー。工藤重典氏との「モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299」等がリリースされている。
○兵庫芸術文化センター管弦楽団(通称PAC)
2005年9月設立。世界各地から若手演奏家を集め優秀な人材を輩出するアカデミーの要素も持つ、世界でも類を見ない新しいシステムのオーケストラ。芸術監督は佐渡裕が務め、定期演奏会をはじめ名曲コンサートや室内楽シリーズ、県内中学1年生を対象とした「わくわくオーケストラ教室」、毎年夏の芸術監督プロデュース・オペラ等、多彩な活動を展開。06年関西元気文化圏賞ニューパワー賞、11年神戸新聞平和賞受賞。