○宮本 文昭 みやもと ふみあき /指揮者・東京音楽大学教授
1949年東京に生まれる。18才でドイツにオーボエ留学し、フランクフルト放送交響楽団、ケルン放送交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの首席オーボエ奏者を歴任し、超絶的技巧をもつ世界的名手、ソリストとして高い評価を得る。2007年にオーボエ奏者として40年の演奏活動にピリオドを打ち、現在では、指揮者としての活動を精力的に行い、2012年4月より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の初代音楽監督に就任する予定。ラジオ・パーソナリティや執筆、講演活動などでも活躍している。
○森 麻季 もり まき /ソプラノ
東京藝術大学、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了後、ミラノとミュンヘンに留学。ドミンゴ世界オペラコンクールを始め、数々の国際コンクールに入賞。小澤征爾、アシュケナージ等著名指揮者や国内外の主要オーケストラと共演多数。07年ドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」、09年エディンバラ音楽祭「リナルド」、2010年トリノ王立歌劇場「ラ・ボエーム」へ出演し国際的評価を高める。受賞歴は出光音楽賞等。最新CD「アヴェ・マリア」(エイベックス・クラシックス)。
オフィシャル・ホームページ
http://www.makimori.com/
○渡辺 俊幸 わたなべ としゆき /作・編曲家
映画、テレビ・ドラマ、アニメーションなどから純音楽まで作曲活動は多岐に渡る。NHK連続テレビ小説『おひさま』の音楽を担当。代表作にNHK大河ドラマ『利家とまつ』、『毛利元就』、NHKドラマ『大地の子』、映画『サトラレ』、『解夏』、『UDON』、『瞬 またたき』、愛・地球博開会式テーマ曲『愛・未来』、『交響的幻想曲 能登』などがある。8月28日に東京オペラシティ コンサートホールにて日本フィルと共に『シンフォニック・エンタテインメントVol.3』を行う。洗足学園音楽大学教授。
○金 聖響 きむ せいきょう /指揮者
大阪府生まれ。タングルウッド音楽祭にて小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。98年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。海外ではパリのラムルー管、ソウル・フィルなどへの客演で好評を博した。また国内では全国の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任し、同年12月よりオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任。また2010/11年シーズンからベルギー・フランダース交響楽団の首席指揮者に就任した。
○東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立。2011年、日本のオーケストラとして最初の100周年を迎える。2010年よりダン・エッティンガーが常任指揮者に就任。桂冠名誉指揮者にチョン・ミョンフン、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、専任指揮者に大町陽一郎、指揮者に渡邊一正。
定期演奏会を中心とする自主公演、新国立劇場では年間ほぼ4分の3のオペラ・バレエ演奏、NHKの放送演奏、教育プログラムなどの国内活動をはじめ、海外公演でも高い評価を得ている。芸術祭大賞、同優秀賞、音楽之友社賞ほかを受賞している。