10月2日の放送内容
未来の大器2011
将来、音楽界で大きく注目されること間違いなしという小学校6年生3人をお招きし、演奏とトークをお送りしました。
♪牛田智大(ピアノ)、大庭エヴェレット(口笛)、服部百音(ヴァイオリン)、金 聖響(指揮)、東京交響楽団
出演者
○牛田 智大 うしだ ともはる /ピアニスト
生後すぐ上海で育ち5歳で第2回リトルピアニストのためのテレビコンクール 年中の部第1位。小学校入学時に帰国し横浜開港150周年記念コンクール及び国際ヤングピアニストコンクールで小学生部門第1位。ショパン国際ピアノコンクールin ASIAではソロ部門(小学1,2年部門、小学3,4年部門)、コンチェルト部門(15歳以下部門、22歳以下部門)で4年連続金賞第1位。9歳でピアニストラン・ラン氏自身に日本国内9歳以下児童から選抜され公開レッスンを受講。
○大庭 エヴェレット おおば エヴェレット /口笛
アメリカ・ノースカロライナ州で開催された歴史ある第38回国際口笛大会においてチャイルド部門で総合優勝(ポピュラー・クラシック・アライドアート三部門1位)を果たす。現在幕張インターナショナルスクールに通う小学6年生。幼い頃から祖父の口笛が目覚まし時計であり、それに応えて口笛を鳴らすのが得意だった。2年前テレビでプロの口笛奏者、分山貴美子先生の演奏を聴き、門をたたく。ヴァイオリンの稽古とともに、口笛と演奏できるようにウクレレも勉強中。
○服部 百音 はっとり もね /ヴァイオリニスト
1999年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始める。8歳でオーケストラと初共演。2009年、全日本芸術コンクール第1位、ポーランドにて第11回ヴィエニャフスキー・リピンスキー国際音楽コンクール17歳以下の部で史上最年少優勝。2010年日本でリサイタルを開き、ロシア3ヶ所でモスクワ・ヴィルトーゾと共演。チューリッヒ・インターラーケン音楽祭に出演。今年6月にミラノでデビュー・リサイタルを開く。現在ザハール・ブロン氏に師事。
○金 聖響 きむ せいきょう /指揮者
大阪府生まれ。タングルウッド音楽祭にて小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。98年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。海外ではパリのラムルー管、ソウル・フィルなどへの客演で好評を博した。また国内では全国の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任し、同年12月よりオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任。また2010/11年シーズンからベルギー・フランダース交響楽団の首席指揮者に就任した。
○東京交響楽団
今年創立65周年を迎える歴史と伝統を持つオーケストラ。定期演奏会をはじめ、オペラ、バレエ公演やこども定期演奏会、「0歳からのオーケストラ」など多彩なコンサートを行っている。現代音楽の初演などの実績が高く評価されて、数多くの音楽賞を受賞。音楽評論家が評価するランキングでも日本のオーケストラで最高位に位置付けられている。また、音楽雑誌の読者アンケートでも“好きなオーケストラ”ベスト3に入っている。