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2023年7月7日

いよいよ今夜スタート!『警部補ダイマジン』 生田斗真&向井理&三池崇史監督が特別試写会&記者会見に登壇!新しい学校のリーダーズのサプライズ登場に生田が大喜び!!“マ人間”ダンスに挑戦!「やっと会えたね! でも、まさか…初対面で一緒に踊るとは(笑)」

特別試写会&制作発表記者会見に生田斗真&向井理&三池崇史監督が登壇!!

 待望の初回放送を迎える何とも記念すべき日に、毎週地上波放送終了後に動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)で独占配信することが決定している、未公開シーンを加えた『警部補ダイマジン完全版』第1話の特別試写会&制作発表記者会見を開催! 不穏な幕開け、そして第1話からスピーディーに展開していく物語を見終えた観客の興奮冷めやらぬ中、客席後方から生田、向井、三池監督が登場し、テレビの限界に挑む“ヤバ過ぎる”本作の魅力や、撮影秘話を語り尽くしました。

約13年ぶりの共演となる《最凶コンビ》生田&向井。三池監督が見た2人とは…?

 今回、約13年ぶりに共演を果たすことになった生田&向井ですが、本作では冷徹な《ご主人様》と通称・暴力装置の《召使い》という《最凶コンビ》に! 久々の共演について、生田が「そんなに時間が経ったのかという感じ。見た目も関係性もそんなに変わらないけれど、現場にいるその居住まいが、『いろいろな経験乗り越えてきたんだな』ということを感じさせる大きな背中だったので、それもまた面白く、久しぶりに会えてうれしいなとも思いました」と言えば、向井も「連ドラをやっていた時は、一緒に電車に乗って帰ったりしていたのに、こんな大きな舞台でご一緒できて感慨深いものがありました」としみじみ。さらに向井が「みんなの緊張をほぐしてくれて…」と言い始めると、生田が食い気味に「そうなんです!」と自画自賛するなど、気心の知れた2人の掛け合いに会場が和みました。
 一方、生田とはテレビでは初タッグ、向井とは初タッグとなる三池監督は、「素敵な2人を中心に現場で暴れてきました。このドラマは、2人の魂がむき出しという感じ。我々は正義について、悪について傍観してるんです。でも2人は自分の正義を貫く…。そんな2人の目的を皆さんにも一緒に体験していただければ」と言いつつも、「見どころは…2話から生田くんが衣装を着ていないことです。スッポンポンでハードな状況を演じ切ります(笑)」などお茶目なボケを連発! すかさず生田が「全部ウソです(笑)!」とツッコむなど、日本が誇る巨匠・三池監督の意外な一面に観客も大爆笑でした。

ヒロイン・土屋太鳳からビデオメッセージも! 土屋の天然エピソード暴露大会に!

 そして、本作のヒロイン・七夕夕夏を演じる土屋太鳳からのビデオメッセージも到着しました。「撮影していた時はあんなに寒かったのに、すごく最高にホットで温かい現場でした。今日はご一緒できなくてとても寂しいんですけど、七夕夕夏と一緒に心はそちらに飛んでおります! ご無沙汰しておりますが、お元気ですか?」という土屋の問い掛けに、生田はガッツポーズで応え、向井と三池監督もニコニコ。スクリーンに見入ります。また、「今の時代は“暗黙のあきらめ”のような閉塞感が存在していて、怒りや憤りを感じることの多い、難しい時代だと思います。このドラマはそのエッセンスをギュッと凝縮してマグマにしたような、クセになる作品だと思います。夏のオンエアになりますので、見てくださる方々は水分補給をしながら、『ダイマジン』の世界でぜひ一緒に戦っていただけたら、うれしいです」とコメントしました。すると生田は、「やっぱ土屋太鳳おもしろいなぁ…水分補給って(笑)!」と大爆笑。すると向井も「お酒とかはよく聞きますけどね(笑)」とかぶせながら、「そういえば、すごい面白いこともあったよね…」と、撮影時の思い出が蘇ってきた2人が、土屋の天然エピソードの暴露大会を繰り広げる事態に…!
 また生田が、「今日も僕たち3人の予定をSNSにアップしてくれていたんです。思わず『真面目かっ』ってコメントしておきましたけど(笑)、太鳳ちゃんはそういう素直でまっすぐな子なんです」と言えば、向井も「彼女は大変な中での撮影だっただろうけど、それを感じさせなかった」とコメント。さらに、三池監督も「土屋さんは強くて、しなやかな方。生きることにすごいエネルギーをもってる方だなと思いました」と、常にマジメで時々天然、そしてまっすぐ七夕夕夏と向き合い続けた土屋の姿勢を絶賛しました。ホットなチームが生み出す熱くてヤバイ超過激作に、ますます期待が高まります。

新しい学校のリーダーズがサプライズ登場! 生田と一緒にダンスチャレンジ!

 記者会見も大詰め、会場に集まった記者からの質疑応答タイムに突入…という瞬間、「はーい!質問がありまーす!」と、元気な声が響き渡り、なんと本作のオープニングテーマ『マ人間』を担当する新しい学校のリーダーズがサプライズ登場! 会場が騒然とする中、SUZUKAが、「『マ人間』のサビ部分で踊っていただけるように振付を考えてきたので、お三方に見ていただきたい!」と言い始めます。世界中から注目を浴びる4人のパワフルなパフォーマンスを目の当たりにし、すっかり圧倒される3人ですが、ここで彼女たちが「ぜひ、生田さまと一緒に踊りたい!」とおねだり! 照れ笑いする生田ですが、「やりましょう!」と、4人からレクチャーを受けることに。すると、生田の才能が開花!? グングン振付を吸収した生田と新しい学校のリーダーズが楽曲に合わせてダンスを披露すると、会場からは大きな拍手が! 「光栄です!」と大喜びの新しい学校のリーダーズに、生田も「…やっと会えたね! しかも初対面で一緒に踊れるなんて思ってもなかったので、うれしいです!」とニッコリ。向井や三池監督も一緒に“人間ポーズ”で写真撮影に臨むなど、サプライズは大成功!
 会場を大いに盛り上げた生田&新しい学校のリーダーズのダンス映像は、今後SNSなどで公開する予定ですので、ぜひ番組公式アカウントをフォローして、見逃さないようにしてくださいね。

生田斗真(台場 陣・役)コメント

 久しぶりにお客さんの間を通って登場しましたけど、恥ずかしいものですね(笑)。でもこうして久しぶりに近くで皆さんとお会いすることができてすごくうれしいです。
 『警部補ダイマジン』という作品が出来上がりました。なんかとんでもないものができたという実感を持っておりますので、このドラマを皆さんが最後まで楽しんでくれることを願っております。僕が演じる台場は、ある事件をきっかけに向井理さん演じる平安才門に弱みを握られ、いいようにこき使われるというキャラクターでございます。このキャラクターを皆さんにたくさん愛してもらえたらうれしいです。暑い夏を『ダイマジン』の刺激とともに乗り切っていただけたらと思います。

――本作は、“悪をもって悪を制す”をテーマに、巨悪に立ち向かうダークヒーローが主人公のピカレスク・サスペンスですが、ズバリこのドラマの見どころは?
 全8話なんですけど、8話って見やすいんですよね。9、10話だとちょっと長い、7話だとちょっと足りない。8がちょうどいいんです! そこが見どころです(笑)。ここから過激さも増してくるし、アクションも増えていきます。あっという間に終わってしまうドラマなので、1話も、1秒も見逃さずに見てほしいです。

――向井理さんとは13年ぶりの共演ということですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
 そんなに経ったのか、という感じですね。やっぱり見た目はそんなに変わらないし、関係性も変わらないけど、現場にいるその居住まいが、「あぁ、たくさんの修羅場や、いろいろな経験乗り越えてきたんだな」ということを感じさせる大きな背中だったので、それもまた面白く、久しぶりに会えてうれしいなとも思いました。

――土屋太鳳さんと共演した感想は?
 本当に素直でまっすぐで真面目な方。ここに来る途中の道で土屋太鳳ちゃんのSNSをチェックしていたら、「今日は生田斗真さんと向井理さん、三池崇史監督がテレビ朝日の番組、これとこれとこれに出ます。それから記者発表もあってお客さんの前に登壇されるそうです。どうか今日という日が素晴らしい日になりますように」って書いてあったので、「真面目かっ」ってコメントしておきました(笑)。そんな素敵な方です。
 (土屋のビデオメッセージを見て) やっぱ土屋太鳳面白いなー(笑)。(観客に向かって)「水分補給しながらドラマ見てください」って言われたの、初めてじゃないですか(笑)? そういう可愛らしいところをたくさん現場で見たなって、いろんなことがフラッシュバックしましたね。
 そういえば撮影中、サッカーのワールドカップをやっていたんですけど、彼女は日本の対戦相手の国の料理を食べながら試合を見るって言ってたんです。だけど、どこの国のときだったか、どうしてもその料理が見当たらなかったからって、「タイカレー食べました」って(笑)。なんか、そういう子なんですよ(笑)。

――盟友・関ジャニ∞が主題歌『オオカミと彗星』を歌う…と聞いていかがでしたか?
 若い頃から切磋琢磨してきた仲間。お互い大人になって、主演俳優と主題歌を歌うアーティストになって再会することができてうれしいです。

――新しい学校のリーダーズがオープニングテーマを担当することが 決定した際のお気持ちは?
 ずっと前から彼女たちの活躍を応援していたので、こうして作品でご一緒できるとは思ってもいなくて、すごくうれしいです。

――お互いの弱み、弱点を知っている?
 僕も向井くんも“マ人間”なんで、ないと思います!

――ドラマが国内外から注目されているが反響は?
 先日イタリアに行ったのですが、現地で俳優の方とお話ししていたときに「どんな映画とかをやっているの?」って聞かれて、「三池崇史の作品に出ている」って言ったら、「すごいじゃん、見る見る」って言われました。崇史ちゃんは海外でも人気でした(笑)。

――最近影響を受けた作品は?
 生のお芝居を見るのが好きなので、歌舞伎を見に行ったりするんですけど、歌舞伎はいつ見ても魂が震える思いをしますね。

――今日は七夕。願い事は?
 このドラマが世界中のみんなに届け、っていう、それが願いです。

向井 理(平安才門・役)コメント

 平安才門役を演じました向井理です。この作品は、すごくハードで、ダークで、それでもユーモアがあり、いろんな要素があるドラマだと思います。僕が演じた役はすごく冷静でありながら、目的のために計略を仕掛けて人を動かしていく人物で、2話、3話と話が進んでいく中で、その目的がだんだん明確になっていきます。そういう面でも爽快感のある作品になっていると思います。
 主人公が殺人事件を起こすところから始まる、とても不穏な作品であることは間違いないと思いますし、近年稀にみるダークヒーローものだと思っています。こういうことも本気でやれば、いろんな忖度をせず、ここまでできるんだということを証明できる作品になるんじゃないかなと思っています。賛否両論はあるかもしれませんが、むしろその方が作った側としてはありがたいので、いろんな意見が出て、盛り上がっていけばいいなと思っております。

――生田斗真さん演じる台場陣をこき使う役ですが、約13年ぶりの共演はいかがでしたか?
 本当に感慨深いものがありますね。当時はお互い20代で、連ドラの現場から一緒に電車に乗って帰ったりもしていましたし…。当時、まだ僕もわからないことだらけの状態で共演して、そこでいろいろ学んだこともありましたし。それがまたこうやって、大きな舞台で一緒にやれるというのはすごくうれしいことです。しかも戦友としてひとつの目的に向かって一緒に戦っていく物語でもあるので。同世代の人と一緒にバチバチやるっていうことが、どんどん減ってくるので、そういう意味でもうれしかったですね。生田くんは現場でもいつも変わらずリラックスしていて、変に気負ってなくて、そういう自然体の姿が、ほかのキャストやスタッフをすごく安心させてくれる存在だったので、一緒にいて本当にやりやすかったです。

――土屋太鳳さんと共演した感想は?
 過去に何度か共演させていただいていたことがあるんです。今回、土屋さんが演じる七夕は猪突猛進なんですよ。彼女自身はそういうワーッといくタイプではないですけど、とても真面目というか正義感が強くて、周りを大切にする人というイメージ。それがもっとアグレッシブになったのが七夕という刑事だったのかなと思うので、リンクする部分を感じました。また、彼女自身は大変な状況の中での撮影だったと思いますけど、人に気を使わせることなく、みんなと会話を楽しみながら現場に溶け込んで、一緒に一つひとつ組み立てていけたので、相変わらず素敵な方だなと思いました。
 あと、現場でも天然でしたね! サッカーのワールドカップの時に、相手チームの国の食べ物を食べる、それで日本代表に頑張ってほしい、みたいなことで、相手がイタリアだったらパスタを食べたりしていたんですって。でもクロアチアだったかな…その時は全然違うものを食べていました(笑)。

――関ジャニ∞の主題歌『オオカミと彗星』を聴いた感想は?
 主題歌は作品を象徴するものになると思うので、とても大事なものだと思います。この曲は台場陣の“思想感”みたいなものとリンクしているし、とてもテンポのいい曲になっているんじゃないかなと思います。

――新しい学校のリーダーズがオープニングテーマを担当することが決定した際のお気持ちは?
 曲としてすごくいい意味で不穏な感じがして、それがミステリアスでダークなこのドラマの特徴の一つなので、世界観にマッチしていて、すごく素敵だなと思いました。

三池崇史監督 コメント

 監督役の三池です(笑)。素敵な2人を中心に、一生懸命現場で暴れてきました。すごく楽しい時間が過ごせました。今回は8話まであるんですけど、だんだんテンポアップして、どんどん面白くなっていきますので、ぜひ楽しんでいただければと思っています。
 今日から始まりますが、8話までどんどん加速していきます。ぜひ、このお祭りに“見ること”で参加いただいて…TikTokでも踊っていただいて(笑)、いろんな意味で盛り上がってくださればいいなと思います。でも、TikTokだけが盛り上がるのも寂しいので…皆さん、よろしくお願いします!

――本作をテレビの連続ドラマで制作した感想、さらに生田斗真さん、向井理さんとの撮影で印象に残っていることなどがあれば教えてください。
 本作は、魂がむき出しという感じの正義についてのお話なんです。我々は正義についてや悪について、普段は傍観しているんです。結局何もしない、社会の傍観者的な立場ですね。しかし、2人はそういうわけにはいかなくて…それぞれ事情があって自分の正義を貫く。それでも目的があるので、法的にもダークなところに入っていっちゃうんです。その目的を皆さんで一緒に体験してもらって、何を感じるかいたいですね。かと言って、そんなに難しいお話ではありません。エンターテインメントとして楽しんでください!

――今日見ていただいたのは「完全版」で、地上波版と2つのバージョンを制作されたことになりますが、こういった試みについて思うことはありますか?
 どんどん我々届ける側も変化していきますね。子供の頃は、テレビドラマは家族で一緒に見ていましたが、部屋もバラバラになり、配信が生まれて…。多様化していく中で、楽しみ方も変化していきます。いろいろな伝え方や新しい形という意味では、テレビドラマはすごく可能性のあるものだなと感じました。 
 ただ、《完全版》とは言っていますが、これが完全で地上波のドラマが不完全ではないんです。地上波を見た後に完全版を見ると、さらに見えてくる部分がある。次回の気になるところまでググッと入り込んだりしているので、両者でセットですね。理想を言うと、今日オンエアーを見た後に、完全版を見てください。そして来週の木曜日にもう一回完全版を見ていただいて、金曜日の夜11時15分を待っていただければ(笑)。

――土屋太鳳さんの魅力はどういったところだと思いますか?
 強くてしなやかなイメージですね。生きることに対してすごくエネルギーを持っている人だなと感じました。

――“制作する側”として関ジャニ∞の主題歌『オオカミと彗星』を聴いた印象や、実際に編集する際に楽曲を使用した感想をお聞かせください。
 ドラマにフィットするように楽曲を作っていただいているので、ピッタリ来ますよね。自分たちのことを表現しながら、ドラマも理解して盛り上げてくれています。力強い相棒といった感じがしました。

――新しい学校のリーダーズが歌うオープニングテーマ『マ人間』を実際に聴いた後、編集を変えた部分があるというのは本当ですか?
 そうですね。「あ! こういう感じね」と、自分が思っていた世界観と一致しているんですけど、もうちょっと自由に繋いでみようか…と、後押ししてもらいました。さすがだな、と思いましたね。

――最近、いちばん影響を受けたことは?
 『モーニングショー』でお会いした羽鳥(慎一)さんです。一緒に2ショット写真を撮ってもらいました(笑)。

――今年中に叶えたい願い事は?
 スワローズに奇跡が起こりますように…元気をください(笑)。

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