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社長定例会見

早河洋社長 記者会見(2月26日)要旨

2013年2月27日
※視聴率状況について
早河社長: 1月クールも2カ月近くが経過した。ゴールデン、プライム、プライム2はトップと順調に推移している。2012年度は全日とゴールデンで日本テレビと接戦になっているが、プライムはリードしている。年度も残り1カ月余りとなった。WBC、期末特番等で最善を尽くしていきたい。2月1日から開局55周年記念期間に入ったが、スペシャルドラマ「最も遠い銀河」など、記念番組が好評で視聴率も健闘していて上々のスタートだ。今後もテレビ朝日らしいスペシャル番組を投入していく考えだ。
平城取締役: 2012年度の平均視聴率は残り5週。去年4月から今年3月までの視聴率だ。
全日が7.8%で2位、ゴールデンが 12.2%で1位、プライムも 12.5 %で1位、プライム2が8.3%で1位。ゴールデンとプライムとプライム2がトップをキープし、全日は日本テレビに0.1ポイント差の2位となっている。月間のプライムトップを昨年9月から5ヶ月連続でとっている。本年度も10ヶ月中8回獲得している。月間の全日・ゴールデントップはともに5回獲得。週単位では、47週中27週でプライムトップを獲得している。2012年度下期の視聴率は、昨年10月1週から今年3月までの途中経過だが、現在のところ全日が8.0%の2位、ゴールデンが12.8%の1位、プライムが13.0%の1位、プライム2が8.7%の1位となっている。ゴールデン・プライム・プライム2がトップで、全日は1位局の日本テレビに0.1ポイント差の2位となっている。下期も好調で、11月・12月に月間四冠を獲得して、今月2月に関しても現在のところ四冠で推移している。続いて、1月クール平均視聴率だが、現在2月3週まできて、全日 8.2%の2位、ゴールデン 12.4%の1位、プライム 12.7%で1位、プライム2 8.8%の1位となっている。全日は1位局日本テレビとの差が0.2ポイント、ゴールデンは逆に0.1ポイント差で当社がトップ。プライムは0.7ポイント差となっている。続いて各番組の視聴率状況。1月クールのドラマだが、「相棒 Eleven」は10月から2クール放送しているが、1月クールに入って5回平均で16.8%。民放1月クールのドラマで唯一、15%を超えてトップとなっている。木曜ミステリー「科捜研の女」6回平均12.4%。それから金曜ナイトドラマで初めて時代劇を編成した「信長のシェフ」は、7回平均10.9%。先週金曜日に自己最高の11.8%を獲得するなど上昇傾向。続いて全日帯の好調な番組を紹介する。朝の「モーニングバード!」は2月1週・2週で7%台を獲得。昨日も民放横並トップで7.0%だった。下期平均は6.5%で前年比+0.9ポイントと大きく上昇している。夕方の「スーパーJチャンネル」は下期平均で前年比0.9ポイント上昇。1月クール平均は9.6%で同時間帯ダントツ。夕方ニュース番組としては、NHKを初めて抜いて2012年年間横並びトップを獲得。月間記録も更新中で、昨年4月から22ヶ月連続で同時間帯民放月間トップ。全日はこの2つの報道・情報番組が引っ張ってくれている。今後の主な放送予定だが、3月11日の関連で特別番組を編成する。3月10日は14:00-18:00「つながろうニッポン2013(仮)」。ナビゲーターに中村雅俊さんをお迎えしてお送りする。3月11日には13:55から「ANN報道特別番組 スーパーJチャンネルSP」この日はWBCの編成も予定しているので終了時間は未定。また、3月11日〜15日まで「報道ステーション」古舘キャスターらが現地から中継する。WBCはいよいよ今週末から開幕する。放送対応は第1次ラウンドは3月2日と3日、第2ラウンドは3月8日ほか、3月20日の決勝ラウンドの決勝戦まで編成を予定している。それ以外に、3月26日、2014年FIFAワールドカップブラジルの出場権をかけて、ヨルダンでの試合を時間未定だが夜10時台の編成を予定している。
※営業状況について
早河社長: 1月の営業売り上げはタイムが前年比103.2%、スポットが106.5%、トータル104.8%で確定した。タイムは、正月三が日特番が、4年連続三が日プライムトップ、今年で5年連続となったが、その実績をアドバタイザーや広告会社に高く評価いただいたことで、前年を大きく上回る単価でセールスすることができた。「相棒元日SP」「とんねるずのスポーツ王は俺だ」といった番組だ。スポットは、東京地区売上が前年水準を超えてきた。これは8月にロンドン五輪へのスポット予算シフト等を理由に前年割れをしてから半年ぶりである。その中で当社は106.5%だった。「年間プライムトップ」獲得を背景に前年売上を大幅に超えて、シェアを上げることができた。1月のスポットシェアは21.7%から22.4%に上がった。2月の営業売上は、タイム104%+α、スポット102%+α、営業局トータル103%+αで推移している。タイムは、2月2日、3日に放送された二夜連続ドラマ「最も遠い銀河」が高額でセールスできたこと、それからきょうも放送されるがWBC壮行試合2試合の編成で前年売上を大幅に上回る見込みだ。スポットは、東京地区は前年水準に届くかどうかという状況。その中で当社は前年を上回っており、引き続きシェアアップの流れを継続していけるとみている。3月の営業売上は、タイム109%+α、スポット91%+α、営業局トータル98%+αで推移している。タイムは、WBC、サッカーW杯最終予選の大型スポーツ単発があるため、前年を大幅に上回る見込みだ。スポットは現在、安倍政権の発足以降続いている円安株高という傾向もあって、“期余り予算”での出稿が相当あるとみており、前年売上水準以上を目指して丁寧にセールスしているところだ。
※放送外収入について
藤ノ木常務:まずはイベント関連。3月4日、サントリーホールで開催する「徹子の部屋クラシック」から。ご存知のように黒柳徹子さんの「徹子の部屋コンサート」は昨年も7回目の公演を東京と大阪で行ったが、クラシック版を新たに企画した。クラシックにも造詣が深い黒柳さんのMCにより、ベテランから旬の若手アーティストまで多彩なゲストを招いて送る一流の演奏とトーク。出演者はピアノの中村紘子さん、ヴァイオリンの高嶋ちさ子さんと12人のヴァイオリニスト、尺八の藤原道山さん、チェロの古川展生さんなど。進行は当社アナウンサーでヴァイオリンもたしなむ坪井直樹。残念ながらチケットは一般発売日に即日完売している。もうひとつのイベントは、これも過去2回開催し、いずれも好評を博しているダチョウ倶楽部・寺門ジモンさんプロデュースの「寺門ジモンのフードパーク マジ!ウマすぎ!夢の特選グルメ大集合!」を開催する。新宿京王百貨店で14日から20日までの1週間。寺門さんは芸能界屈指の食通ということで、彼のプロデュースするデパートでの催事。肉の名店を中心に、イートイン、実演販売、お持ち帰り品販売などを実施する。前回までは会場も狭くスペースも限られていたが、今回は大幅に拡大し出店の数も増強し皆様に楽しんでいただく。次はコンテンツ関連のトピックス。3月9日に映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」が公開されるが、これに向けて動画配信サービスが好調。このドラえもんの映画作品2本を含む27話を動画配信することにした。見放題のサービスを、テレビ朝日動画とNTTドコモの「dビデオ」で見られる。月額525円。2月15日からサービスを開始して今日2月26日までの11日間で、「dビデオ」で「テレビ/総合ランキング」の1位にランキングされている。テレビ朝日の動画は他にも好調で、昨年のドラマの中で視聴率1位を獲得した「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の見逃し配信も非常に好調だった。過去最高の売り上げだったコンテンツの2倍を記録している。そういったファンの方々の要望にも応え「ドクターX」のDVD化を決定した。3月20日に発売される。特典映像には、主演米倉涼子さんをはじめキャストのインタビュー集や、ここでしか見られない感動のクランクアップのシーンなどを収録している。是非お買い求めいただきたい。「お願い!ランキング」がローソンとコラボレーションした。1月8日放送の美食アカデミー特別篇で、あの川越シェフとショコラティエの斉藤先生がローソンの定番商品「からあげクン」をプロデュースした。第1弾が「鶏とゴボウの炊き込みご飯味」、第2弾が「オリーブ味」、第3弾が「親子丼味」ということで、1月から2月にかけて3商品を展開しているところでそれぞれ100万個の売り上げを突破し、3つ累計でも330万個を突破する人気商品になっている。これも「お願い!ランキング」とローソンのコラボレーションのひとつの成功例。
平城取締役: 映画について。1月19日公開の、松竹、山田洋次監督の「東京家族」。現在6週目に入っていて37日間で動員147万1971人、興行収入15億5000万円超えという状況。山田監督の「母べえ」「おとうと」同様に息の長い興業でさらなる上積みが期待される。東映の「特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー」も1月19日の公開で、動員は42万8341人、興行収入4億2482万円となっている。去年の同時期に公開した「ゴセイジャーVSシンケンジャー」の対比119.2%となっており、既に目標を突破しており順調に興行を続けている。


以上

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