消える熱帯雨林〜ボルネオ島

 豊かなジャングルだったボルネオ泥炭地。泥炭地は本来、水に浸かったぬかるみだが、スハルト政権の大規模な農地化開発により、湿潤なジャングルから水が抜かれ、木は木材用に切られてしまった。
 二酸化炭素を吸収していたジャングルは、次第に乾燥し、やがて火災を発生。泥炭は微生物に分解され、いまや大量の二酸化炭素を逆に生み出している。
ボルネオにもともと住んでいたダヤックと呼ばれる先住民たちは、森やオランウータンと共存してきた。
しかし、今では政府の政策と、10万人の大量移民による無差別な焼畑によって、広大な森からダヤックの民もオランウータンも追いやられている。
 そんなボルネオ島を女優の多部未華子が訪問。ダヤックと接した彼女が抱く思いとは?