爆笑問題の

ツーショット

<2021年度版>

12月30日(木) よる9:00~放送!

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最新2021年度版放送直前!爆笑問題ロングインタビュー!
今年の「ツーショット」は?漫才とは?笑いの変化とは?
元はがき職人・現役放送作家(RN:ゴールダスト)も参戦!

■「ツーショット」への思い、漫才やお笑いについて爆笑問題が語り尽くす!
人気お笑いコンビの爆笑問題が、その年の政治、経済、海外情勢、スポーツ、芸能など幅広いジャンルを独自の目線で切り取り、漫才として披露する「爆笑問題のツーショット」。2006年からスタートし、今年で第17弾を迎える爆笑問題の毎年恒例ノンストップ漫才だ。
CSテレ朝チャンネルでは、2018年度版、2020年度版の「ツーショット」を放送するほか、注目の最新作2021年度版を独占放送。総選挙、東京オリンピック・パラリンピック、新型コロナ、大谷翔平など2021年を賑わせた話題をネタに1時間以上、しゃべくりっぱなしのノンストップ漫才を披露する。
今回、番組の放送を記念して爆笑問題の太田光、田中裕二にロングインタビューを敢行。インタビューには、爆笑問題の人気ラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』のハガキ職人・ゴールダストとして参戦してきた現放送作家の平山森氏も参加。爆笑問題カーボーイで育った元ハガキ職人の視点から様々な質問をぶつけた。15年も続く「ツーショット」への思いとは?自分たちの漫才やお笑い業界全体についてなど、太田と田中の偽らざる心情を大公開!

■年に一回、一番つらい時期!? 爆笑問題にとっての「ツーショット」とは?
Q:お二人にとっての『ツーショット』はどのようなイベントですか?
田中「そうだな、年に一回の一番憂鬱な…」
太田「初詣みたいなもの、かな」
田中「いや、初詣とは違うでしょ! 毎年この時期は1カ月ぐらい、テレビやラジオの収録以外の時間も太田の家に行って作家陣と連日ネタ作り。だから、この時期が一番つらい、キツイんですよ。それを15年もやっているんですが、だんだんこの季節が近づいてくると、あー今年もとうとう来るかという感覚にはなりますね。僕の中では1時間半ぐらいのノンストップ漫才という単独ライブをやる感じです。テレビ番組での漫才もプレッシャーはあったりで大変なんですが、これはその中でもボリュームはあるし、まぁ単独ライブをやるような間隔ですね」
太田「そうね、まぁだいたい…初詣みたいな…」
田中「だから、さっき言ったでしょ! ぜんぜん正月でもないし」
太田「恒例行事という感じかな。(特別なイベントという感覚が)麻痺してきているのかもしれないね。なんか早く用意しろよ、と言われているような感じだね。結局ライブと変わらないですよ、やることはね」

Q:本番では1時間半ほどしゃべりっぱなしでした。体力的にキツくないですか?
太田「それはネタ次第ですね。俺が何かの役を演じてわーっと激しく動くパターンと、ちょっとボケて突っ込まれるパターンと大きく分けて2つある。役を演じて動きが激しいネタが多いと結構汗だくになって、大変なんですが、その割合がどうなるか作ってみないとわからないんです。意外と去年はその動くネタが多かったですね」
田中「去年とその前も多かったね。計画的に動きの激しいネタをいくつ、そうじゃないネタをいくつ、という考え方は一切しないです。面白そうなものが出来たらネタにしていくので。今回はなぜか動くネタがあまりなかったですよ。だからいつもみたいに汗をかくというのはなかったですね」

Q:今回は後半に動きの激しいネタがありましたが。
太田「そうだ、あれね。あれは結構、息が上がったね。後半にもってきたけど、やりながら失敗したなと思ってたんだよな(笑)。後半はヤバかった」
田中「あの手のネタが結構多いんですよ、例年だとね」

Q:体力的なことを考えてバランスを調整することはしないんですか?
太田「それは難しいですね。ギリギリまでネタを作って、結局本番の1日か2日前に出揃ったネタで通してみる、となるから。そうするとなかなかその計算は難しい。もうちょいネタ作りの始まりを早くすればいいのかな?」
田中「いや、そういう問題じゃない!早く始めてもやらないから。絶対にそうだと思うそれは。2カ月前から始めたとしても、ゆっくりとしたペースでは絶対に作れないですよ」

Q:ネタが作りやすい年、逆に作りにくい年とかあるのでしょうか?
太田「そう変わらないですね。時事ネタと言っても結局は入り口なので。そこテーマにどう発展させるか、なのでどんなことでもいいんです。そういう意味では毎年何がしかの事が話題になっているので」

Q:今回は太田さんの選挙特番の話題から始まりましたが、そこはあえて頭に持ってきた?
太田「いや、そういうわけでは。入れたかったというより、あそこから入るのが一番自然かな、という感じだね」

■スタートから15年、日本はどう変化した? 田中のツッコミに太田がNGを!?
Q:『ツーショット』を15年続けて、世の中、変わったなと感じたところはありますか?
太田「いやー、一個も変わってないね」
田中「いやいや、我々はあまり変わっていないけどさ、世の中は大きく変わったと俺は思っている。ネタを作っても以前なら出来たであろうネタがどんどん出来なくなってきているんです。ウケないからというのもあるし、倫理上の問題でやったら炎上するし、というのもあるし。そこを意識すると大きく変わっている気が僕はしますね。下ネタとか本当ウケないですよ、最近。俺はすごく感じる。特に若い女性のお客さんが多ければ多いほどダメ」
太田「昔からウケないよ、下ネタは」
田中「いや、昔からそんなにウケないけど、今は引き方がすごいよ」
太田「俺は微妙な変化というのは感じるね。だからといって根っこが大きく変わっているのかな、というとそうでもないかな。表面的にはコンプライアンスとかが働いて良いこと、悪いことの境界線が動いている感じはするけど、こっちはその線の動きに合わせるだけのことだから。だから人間そのものが変わっているかというと、そうでもないんじゃないかという気がしますね」

Q:コンプライアンスが厳しくなってきましたが、そのあたりでネタの出し方などは田中さんの役割ですか?
田中「いや、俺が線を引いたらとんでもないことになりますから」
太田「こいつはめちゃくちゃですから」
田中「俺は絶対ダメだから」
太田「ルール無用だからね」
田中「そういうこいつもそれがダメだからね。だから、あんな選挙特番みたいなことになるんだよ」

Q:では、そんな2021年版『ツーショット』のみどころは?
田中「放送日の12月30日なんて子供の頃はもっとも嬉しい日の一つですよ。年末の大みそかから元旦にかけてなんて子供のころは一番好きだったですね。年末の特番が好きで、その年の十大ニュースとかあってワクワクして見ていたので、まさに『ツーショット』も今年のいろいろな出来事を振り返りつつやっていますので、そういう年末感満載で一緒に見ていただきたいなと思います」
太田「地上波はレコード大賞だっけ? じゃあ、これが本当のレコード大賞だな」
田中「どこが本当の、なんだよ!」
太田「真のレコード大賞…」
田中「関係ねーだろっ!」
太田「歌謡ファンにも見て欲しいと思って。いや、ネタを作っていて、あーこれも今年のことだったな。みたいのもあったしね。意外といろいろと網羅していると思うので。選挙特番のネタも含めてご期待ください」

■年齢を重ねてテンポが変わる!? 爆笑問題の漫才に見られる微妙な変化とは?
ここからはRN:ゴールダストこと放送作家の平山森氏が登場。爆笑問題カーボーイで育ち、放送作家となった平山氏が、お笑い芸人・爆笑問題に対する素朴な疑問をぶつけていった。

Q:漫才を見てきた、またはラジオを聴いてきたファンにとっては、おなじみのフレーズや人物名が出てきて面白かったのですが、そのようなネタにこだわりはあるのですか?
太田「人物名とかにこだわりというほどのことはないけど、自分の中では定番みたいなものはあるから」
田中「こだわりではないけど、逃げに近い(笑)。頼っている感じはある」
太田「頼っているね。ささやき女将言っておけばいいだろうって。好きなんだよね」

Q:今年残しておきたい名前などはありますか?
田中「鬼束ちひろ、がどうかなと思ったんだけど。ニュースの第一報を聞いたときはそういう感じだった」
太田「かなりの感じだったよね」
田中「かなりインパクトがあって、将来性有望かなと思ったけど、その後がおもしろニュース的な感じではなくなったから。」

Q:ニュースを見ている時に「(ネタにできる)将来性あるぞ」という視点で探しているのですか?
田中「そうゆうふうには見ないけど… 個人的には盗撮のプロが捕まったというニュースが面白かったですね。盗撮のプロってなんだ?って(笑)盗撮のプロという響きが面白いと思った」

Q:お二人の仲の良さがうかがえるアドリブのようなくだりもあります。ファンも嬉しいと思うのですが、今回は太田さんが田中さんを「タナ坊」と呼んだりしていますが、そのあたりは意図して入れているのですか?
太田「その時の雰囲気次第だよね。ウケるとか、ウケないとかあまり考えていないです」
田中「タナ坊というのは本番で言ったけど、練習でも1回言ったかな。ああいうのは練習のネタ作りから言ったり言わなかったり、いろいろやっているんです。練習の最後の方、ネタを固めるときは言ったり言わなかったりはしないようにするけど、今年はギリギリまでやっていので。一個一個ちゃんと固まらずに本番当日まで行っちゃったというのがあった」

Q:本番のネタふりは田中さんの役割ですが、順番などは皆さんで決めているのでしょうか?
田中「いや、順番は僕が決めています。みんなでやるとわけがわからなくなっちゃうので。何十個とネタができるんですけど、その中で僕がなんとなくつながりそうなネタを、これは流れとして仲間だな、とか考えて。でも、それもやりようによっては無限の組み合わせがあるんです。なるべく自然な流れになるように、メモを作って決めていっています」

Q:昔から「歳をとってダメになっていく姿を見せるのも芸人」という発言をされていました。最近、漫才などで「歳とったな」と感じる瞬間はありますか?
田中「漫才の本番中はそんなにないかな。数年前にちょっとヤバかったことがあって、ネタが飛んじゃうことがあったんです。これは本当にヤバいと思ったですね」
太田「その時に練習量を増やしたもんね」
田中「滑舌が悪くなった、舌が回らなくなったというのは日々ラジオとかでも感じるけどね」
太田「若い頃は漫才でもガンガンいかないとヤバいという意識があったけど、歳をとるとそれがちょっと甘くなっても許せちゃっている自分もいる。まぁ、それも歳なんだろうと思うけどね。だんだん自分に甘くなっては来ているかもしれないね。若い頃はちょっとしたことにも許せない。なんであそこで噛んだとか、飛んだとか。それが、まぁ、もうそういうのもあるかな、となってきた。それが一つの味になっていればいいけどね。味でもなんでもなく、ただの衰えにしか見えなくても、それはそれでしょうがないかと思えちゃうんだよね」

Q:今回の『ツーショット』のノンストップ漫才ではそのような感じは見られませんでしたが。
太田「ただ田中が病気で休んでから、ちょっとテンポをゆっくりに変えているんです。我々の漫才は時期によってテンポが違うと思うんですよね。勝ち抜きをやっていたころは5分の中にいかに詰め込むかで、ダーッと上げていくからものすごく回しているのね。それが営業などで大きなホールでやるときは割とゆっくりとやっている。声が届くまでに時間がかかるし、お年寄りもいるから。で、今度は若手と混じるとまた上げてとか。それぞれ時期によってテンポが変わっているとは思うんだけどね。ただ、これが今後どう変わっていくのかは自分たちではわからないね。劇場によっても違ってくるし、テレビのやり方は多分若手が作っていくものに様子を見ながら合わせていく、という感じなるのかな」
田中「僕はテンポが遅くなっているというのは初耳で(笑)。いや、本番の直前にゆっくりやるぞ、と言う時はあるんですよ。わーっと走っちゃうと俺がかぶって失敗することもあるので、それを気をつけようという意味で言っているのかなと」
太田「休み明けのときにさ、ちょっとテンポ落とそうって話したじゃん」
田中「…そうだっけ?(笑)」
太田「忘れてんだよ、もうダメだ、こいつ(笑)」

■ノンストップの漫才はエディ・マーフィーから始まった!? 爆笑問題に哲学はある?
Q:今年はラジオで太田さんが「哲学的~!」と連発されていましたが、爆笑問題の漫才に哲学はあるのでしょうか?
太田「哲学というほどのものじゃないけど、俺もいろいろ考えることはあります。例えばやすきよ(西川きよし・横山やすし)さんがね、きよし師匠に聞いたんだけど、二人で漫才をやっているときが一番楽しかったって。あんなに楽しいことはないって言うんだけど、俺らはどっちかというと漫才をやっているときほど苦しいことはないと思っている。ここちょっと弱いとかさ、そんなことばっかり思いながらガチガチになってやっているから。確かに当時のやすきよさんの漫才を見ると本当に楽しそうにやっているんだけど、あれをやれるのは一つのネタを何度も何度も客前でやっていろいろ足したり、そのうちネタが体に入って遊べるようになるから。今の吉本の芸人さんたちはそれができるんだよね。いわゆる劇場があって毎日同じネタをやっていくうちに出来上がっていくものをテレビで披露する、という。だからミキとか、中川家とかを見ていても、あいつら楽しんでいるなと思うんだよね。でも、俺らはね、永遠に多分それは出来ないね。常にネタおろしだし、ウケるかウケないかと予想しながらやるから。その代わり、さっきも言ったようにテンポを少し落として、ちょっとその日のお客さんの空気に合わせる感じ。漫才というよりはフリートーク的な感覚でやったほうが楽しめるのかなと思ってやったりしています。ただ、そういう意味では前例を探せないんですよ」

Q:しいて前例をあげるとしたらスタンダップコメディとか?
太田「俺らが1時間半のノンストップの漫才をやろうと思ったのは、最初は単独ライブでやったんですけど、その頃にエディ・マーフィーが劇場でやっているスタンダップコメディのVHSを見たんです。で、これができるんなら漫才もできるなと思ってやり始めたんですよ。ところがエディ・マーフィーのは、あれで全米回っているからネタが練られているんですよ。しかも当時のエディ・マーフィーは若いし、その後俳優になってすぐにやらなくなるわけです。でも、俺らはそれをこの歳になってまでやろうとしているから。だから前例があまりないんですよ。それは仕方ないなと思って。見本がないのは俺らのいいところだとも思うけど、今後どうなるかわからない。それは仕方ないですね」

Q:田中さんに哲学は…。
田中「ない、哲学というのがない(笑)。ただ僕はお笑いをなんでやっているかというと、自分が笑いたいから。だから笑わせたい、というより笑っているときが一番幸せ、面白いと思っているときが一番幸せというのはありますけどね。それがやすきよさんみたいに自分たちがやっているときにその状況になれたら、というのは理想ですけど…」
太田「最高なんだよな」
田中「でも、俺らはなかなかそういう状況にはなれないかと」
太田「でも、きよし師匠が言っている“楽しい”時期ってほんの一瞬だったんじゃないか、と思うんだよね。そう長く味わえるものじゃないと思う」
田中「ただやっぱりコロナ禍でお客さんが少ないのは寂しいですね。それこそ劇場で単独ライブをやっていたときというのは満員のお客さんでね、みんな我々を目的にチケット買って来てくれている人たちですからお客さんの反応というのがすごくいいじゃないですか。好意的だしね。ああいう状況が本当に幸せだなと思いますよね」
太田「そういう意味ではお客さんが間隔を明けて座っている客席というのはお笑いをやっている人間にとってはちょっとこう不完全燃焼なんだよね。ギュッと詰まってないとお笑いのライブの手応えがない。やっぱり“密”がいいんです」
田中「その時ウケというのは本当に気持ちいいですよね」

Q:苦しいという時があっても漫才を続ける理由は、やはりそこですか?
太田「いや、これは途中からもう意地ですね。それももう越したかな?もう別に当たり前になっているみたいな。いろいろな気持ちのブレはあったけどね。ネタ番組がぜんぜんない時代もあったし、俺ら自体がテレビに出られない時期もあった。そうなると、とにかくライブで漫才をやるということが一番決まっていること。それ以外のことは消えてしまう可能性があるから。決まっているのは、それだけなんですよ。そのうちに『M-1』とか出来て漫才の関心度が高くなってきたときにたまたま俺らがネタやっているから、そこにも入れてもらえるということもあったりして。そこでそれなりの手応えがあったりして、また続けようと思ったりと。いろいろありましたよね。結局、今となってはこれ(漫才)は一生続けるんだろうなという感じです」

■深夜放送を20年以上続ける違和感!? 太田が感じる笑いに対する変化とは?
Q: 爆笑問題の歩みと共にファンやラジオリスナーも成長していると思います。先日は、カーボーイの常連リスナーだった1人が結婚したと聞きました。そんなファンに伝えたいメッセージはありますか?
田中「ラジオのリスナー、ハガキ職人の人たちには頭が上がらないというか、ものすごく楽しませてもらっている感がありますよ。20数年、ずっと笑わせてくれているから。あれはやっぱり命綱的なぐらいに思っています。僕もはがきを書いたりはしなかったけど、深夜放送とかすごく好きで聴いていた側の気持ちもわかるから。ラジオ界のものすごくいい部分は感じていますね」
太田「我々とか、例えば伊集院(光)やナイナイもそうだけど、深夜で20年以上やるなんて考えられなかったね、昔は。それは俺らが居座りすぎたということかもしれないけど、まったく俺ら以前ではありえなかったことが今続いているという感じがするんだよね。リスナーも含めて。こんなに長い時間付き合ってくれるというのはないよね」
田中「ラジオの深夜番組って十代の人しか聴いてくれないぐらいの感覚だったから。始めたときは、漠然と受験生の男子とかが聴いているようなイメージでいたんだけど、今や40代の人もいっぱい聴いていたりするしね。だから深夜ラジオのリスナーが若者だけでなくなっている。昔はサラリーマンで『オールナイトニッポン』を聴いている人はほとんどいなかったと思うんだけど」

Q:笑いと接する人も時代とともに変化している、ということでしょうか?ご自身の時と比べていかがですか?
太田「俺が子供のころを思い出すと、それこそテレビに出て笑わせてくれる人は全員好きだったの。それこそせんだ(みつお)さんだとか、マチャアキ(堺正章)さんだとか、とにかく好きだった。笑わせてくれる人は関東も関西も関係なく好きでした。だけど、今はこの人は好きだけど、この人は嫌いみたいなファンが増えたなと思います。俺らのころのお笑い好きはお笑い全員が好きだったんですけどね」

Q:お笑いに“質”みたいなものが出来たからでしょうか?
太田「これは宿命だと思うけど、お笑いが学問的になっていったんだろうね。テレビ評論家が出て批評したり、M-1で審査したりすると、見ている人たちもだんだん分析するようになっていった。俺はそこから離れたいなと思っているんだけど、まぁ、しょうがないよね。そういう文化の宿命じゃないですか。おそらく逆らえないでしょうね」

Q:お二人はテレビやラジオの番組でのゲストに対して気遣いのできる方々だと思うのですが、漫才のネタにしている人たちについてはどのような感じを抱いていますか?どんな人にも「関心を持っている」ということにとても愛情を感じるのですが。
太田「貶してやろうなんて全然思っていないですよ(笑)。ただ、からかってやろうとは常に思っています。誰かをからかいたい、というのが俺の根っこには絶対にあるんだよね。特にエラそうなやつをおちょくってやろう、というのはあるけど。嫌いだから貶すなんてことはないですよ。二階(俊博)さんとのやりとりはすごく楽しかったよね。『人相悪いですね』『いやーあんたほどじゃないよ』というのは一つのやりとりですよ。ましてや二階さんみたいな立場にいる人が、俺みたいな若造に人相悪いと言われたぐらいでビクともしないでしょ」

Q:人に関心があるということでしょうか?
太田「確かに関心はあるかもしれない、どういう人なんだろうって。なんかからかいたいんだよね、人を。そうやってからかったあげくに失敗したこともあったけど(苦笑)」

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【配信日時】
12月30日(木)よる9:00~見逃し配信1週間
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