【ch1】ザ・マミイ 第1回単独公演『パパプライド』

今後、「あれが原点」と言われそうなザ・マミィの初単独ライブ

ザ・マミィ 第1回単独公演『パパプライド』

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霜降り明星やEXITなどとともに『お笑い第七世代』と呼ばれ、ネクストブレイク芸人を発掘する大会『ツギクル芸人グランプリ2019』でみごと優勝したザ・マミィ。そんな彼らの初めての単独ライブ『パパプライド』が、昨年末に新宿のシアター・モリエールにて行われた。12・13日の通常公演に加え、14日には昼夜に追加公演があり計4公演を開催。彼らの集客力と、期待値の高さが伺える。

 

最初のコントは、裕福な家庭で育つ少年と、その父親の物語。酒井尚が演じる裕福な少年と、林田洋平による息子を甘やかす優しい父親のやりとりは、予想外のオチで閉じる。
そのままオープニングへ。『フライディ・チャイナタウン』というシブいセレクトの曲に合わせて、オープニングVTRが流れる。

2本目は、大敗した野球部のコント。設定といい、会話といい、斬新!それをはじめ、様々な設定のバリエーションに富んだコントがコントが次々と繰り出された。

幕間のVTRも屋外でのコントな充実のラインナップ。

個性的なキャラクターを演じたら絶品の酒井と、「何を考えているかわからない」キャラを絶妙に演じる林田。ネタによって柔軟にボケとツッコミが交代し、ふたりが創り出すコントの幅は広い。しかし、中に一本ビシッと“ザ・マミィの芯”が通っているのだ。
さらなる活躍が楽しみな彼らの、のちに「あれが原点」と言われそうな初単独ライブ『パパプライド』。ザ・マミィのスタート地点、笑いとともに見届けよう。

文・篠崎美緒

 

ザ・マミィ 第1回単独公演『パパプライド』

<前編>
■2月16日(日) よる11:30~
<後編>
■2月23日(日) よる11:30~


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