円谷プロの幻の作品!ブー・カー・ピートリオ(ブースカ、カネゴン、ピグモン)が主役の映画「アニメちゃん」ほか

再放送はおろかソフト化もされていない“まにあっくな”作品をお送りする「EXまにあっくす」。

東北新幹線、上越新幹線開業が開業、携帯がない時代に重宝したテレホンカードの使用が開始された1982年。世界初のCDプレーヤがソニー他から発売され、ストーンウオッシュが大流行しました。
そして1984年。郷ひろみがあの名曲「2億4千万の瞳」を発表。マハラジャ麻布十番店がオープンし、その後全国展開するまでになり、高級ディスコブームが巻き起こるまさにバブルな年。米アップルコンピュータがマッキントッシュを発表。当時はPC1人1台時代がくるなんて考えもしなかった時代でした。

そんな時代に公開・放送された、
◇映画「アニメちゃん」

1984年に劇場公開されて以来、テレビ放送はもちろん、ソフト化もされていないこちらの作品。
今回34年の時を超えて、テレビ初放送されます。
円谷プロの三大愉快獣、ブー・カー・ピートリオ(ブースカ、カネゴン、ピグモン)が主役を務め、3匹揃った姿はなんともキュート! ちなみに、“ブー・カー・ピー”とは3匹の頭文字をとっているそうです。
快獣ブースカの声優は、ブースカといえばこの方。1966年の『快獣ブースカ』放映当時よりブースカの声を務めた、初代ブースカ声優の高橋和枝。『ガメラシリーズ』『ウルトラマン80』等を手掛けた 湯浅 憲明(ゆあさ のりあき)監督がメガホンをとっています。

 

◇「乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件」

1982年に放映された、円谷プロ制作の火曜サスペンス劇場第一弾。
こちらの作品の監督は、映画監督のクエンティン・タランティーノも大ファンであることを公言している、映画「吸血鬼ゴケミドロ」の監督でもある 佐藤 肇(さとう はじめ)。劇中に登場する巨大迷路のシーンは、円谷プロ制作ならではのスケール感。「あぶない刑事」がスタートする4年前の柴田恭兵の出演も見逃せません。

 

◇時代劇スペシャル 「悪霊桜子姫」

1982年制作。放送時の裏番組は、「3年B組 貫八先生」、「太陽にほえろ!~ボギー刑事登場編~」。
「大魔神」シリーズの黒田義之(くろだ よしゆき)が本編監督を、ウルトラマンシリーズを数多く手掛ける高野宏一(たかの こういち)が特撮監督を担当。特撮時代劇のレジェンドたちがつくりあげたジャパニーズホラーの真骨頂。ファミリー層がこぞって見ていた作品の裏で、こんなおどろおどろしい作品が放送されていたなんて斬新です。

 

他、「ザ・サムライ」「AM3:00の恐怖」「ウルトラマンM730ウルトラマンランド」をラインアップ!

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