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 フリーライターの真知子(磯野貴理子)と、専業主婦の姉・芙佐子(伊藤蘭)は、急いで山形県米沢市へ向かった。
 米沢でひとり暮らしをしている、82歳の伯母・美代(宝生あやこ)の様子がおかしいと、地元の民生委員から連絡が入ったのだ。美代は姉妹の亡き父の姉で、10数年来まったく付きあいはなかったが、血縁者であることは間違いない。姉妹の母・静子(白川由美)は、昔から美代とは仲が悪いため、とにかく姉妹だけで急行することにしたのだ。

 旧家に嫁いだ美代は、夫の死後、ひとりで大きな屋敷に住んでいた。門の前から声をかけても応答がなく、「家の中で冷たくなっていたら、どうしよう…!」と、不安を抱く真知子と芙佐子。だが、踏み込んだところ、美代は力なく台所にへたりこんでいたものの、無事だった。どういうわけか死ぬ決意を固め、数日間、絶食していたらしい。

  さっそくおかゆを食べさせたところ、あきれるほどの食欲を見せる美代。だが、時折、話すことがズレていて、どうやら“ボケ”の症状が出ているらしい。当初、すぐに東京へ帰るつもりだった真知子たちは今後、美代の生活をどうしたらよいのか途方に暮れるばかり。
 さらに、美代の亡き夫・洋平の腹違いの弟夫婦や、洋平の妹・百合子が財産を譲り受けようと近づいてきて、早くも遺産騒動が勃発するが・・・!