“物理科学”ライダー、ビルド降臨!
ラビット!タンク!ベストマッチ!
主人公・桐生戦兎役の犬飼貴丈が
力強い変身ポーズを初披露!
主要キャストとともに主題歌も決定!
■天才物理学者が変身!戦いは科学実験!? 頭脳明晰!天才ヒーロー誕生!
1971年の放送開始から47年目を迎える「仮面ライダーシリーズ」。その平成仮面ライダーシリーズ19作目、9月3日(日)スタートの新番組『仮面ライダービルド』の制作発表記者会見が行われ、仮面ライダービルドに変身する主人公・桐生戦兎(きりゅう・せんと)役の犬飼貴丈ほか、主要キャスト、そして注目の主題歌が発表されました。
シリーズ史上初めて「物理科学」がモチーフの一つとなる『仮面ライダービルド』。主人公の桐生戦兎は、国家の研究機関に勤務する天才物理学者。特殊な能力を持つフルボトルを変身ベルト、ビルドドライバーに2本装填、平成ライダー史上最高IQを誇る仮面ライダービルドに変身します。軌道を計算しながらのライダーキックなど、その戦いでは物理学を応用。まさに科学実験のような戦いを展開し、未確認生命体スマッシュを倒します。そして、その決めゼリフは「勝利の法則は決まった!」。
頭脳明晰な天才ヒーローの高度な戦いにご期待ください!
■記憶を失った主人公・戦兎と逃亡犯・龍我。バディとなり謎を追うミステリー!
そして、ストーリーは「ミステリードラマ」の要素も持ち合わせています。主人公の桐生戦兎は記憶を失っており、その“失われた記憶の真相”を追い求める中、万丈龍我(ばんじょう・りゅうが)という記憶を取り戻すカギを握る逃亡犯と出会います。戦兎と龍我は、敵の組織や政府に追われながらもバディとなり“失われた記憶”の謎に迫ります。
“逃亡劇”というスタイルをとりつつ、どんでん返しを秘めたストーリーテリングは、今までの「平成ライダーシリーズ」にはないスリルと興奮をもたらすことでしょう。
主人公の戦兎の過去には何があったのか?未確認生命体スマッシュの正体とは?そして、殺人犯として追われながらも無実を訴える龍我が握るカギとは?
科学実験をモチーフとしたド派手バトルと、ハラハラドキドキのミステリードラマで新たな旋風を巻き起こす『仮面ライダービルド』。その新たな世界観は子供たちだけでなく、大人たちをも魅了することでしょう。
■犬飼が変身ポーズを初披露!
会見では、仮面ライダービルドと謎の怪人スマッシュによるパフォーマンス、PR映像の上映のあと、犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、越智友己、滝裕可里、水上剣星、そして前川泰之という主要キャスト7名が登場。それぞれが役どころの説明と「ビルド」に賭ける意気込みなどを語ってくれました。
そして、犬飼は仮面ライダービルドに変身する際のポーズを披露。「ラビット!タンク!ベストマッチ!」、「アーユーレディ」という変身音が鳴り響くと「変身!」という力強い声とともに、力感あふれる変身ポーズを初公開。
■小室哲哉×浅倉大介、そしてBeverlyボーカルによる主題歌も初披露!
そして、注目の主題歌はPANDORA feat. Beverly(パンドラ フィーチャリング ビバリー)の『Be The One』(ビー ザ ワン)に決定しました。PANDORAは、音楽プロデューサーの小室哲哉と、accessとしても活動する浅倉大介による新ユニット。ボーカルを担当するBeverlyは、ハイトーンボイスが魅力の実力派として注目を集めている女性シンガーです。「仮面ライダー」の主題歌だからこそ実現した豪華アーティストによる夢のコラボレーション!9月から毎週日曜の朝を彩るスピーディーでホットなサウンドで「仮面ライダービルド」の世界を体感してください!
犬飼貴丈(桐生戦兎/仮面ライダービルド) コメント
桐生戦兎は物理学者ということなので、クールなイメージかと思っていたのですが、実際にはものすごく喜んだり怒ったり悲しんだり、非常に人間臭い部分がたくさんある役です。視聴者の皆様に愛されるような桐生戦兎を、精一杯演じていきます!
マネージャーから普通に食事に誘われ、何の気なしにいったら、「これ、仮面ライダーの台本だから」と渡され、「あっ!?」となりました。ドッキリみたいだったので、喜びよりむしろ驚きの方が大きくて、帰り道でようやく喜びが込み上げてくるという感じでしたが、その時の食事は今まで食べたものの中で一番おいしかったです(笑)。先輩方が築いた偉大な歴史のバトンを、しっかりつないでいかなければいけないと思っています。
今回のライダーを見て、兎と戦車の組み合わせが、どのようなデザインになるのかものすごく楽しみにしていたんですが、想像の斜め上を行くスタイリッシュさとかっこよさで、この仮面ライダーになれることがうれしくてたまらないです!ちなみに僕のベストマッチは…「愛」と「勇気」です!
平成ライダー19作品目ということで、新仮面ライダーの「ビルド」は、仮面ライダーの新たな歴史を“ビルド”します。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。
赤楚衛二(万丈龍我) コメント
万丈龍我は瞬間湯沸かし器のような直情型の男。自分勝手なのですが、何事にも真っ直ぐに向き合う真面目さ、素直さがどこか憎めない愛らしいキャラクターになっていると思います。歴史あるライダー作品に出演させていただけることに感謝して、全身全霊で頑張ります!
(出演決定は)マネージャーから聞かされました。数時間後、家に着いてソファに座り、天井を眺めていたら実感が湧いてきて、喜びがこみ上げてきました。真っ先に親に報告をしたのですが、とても喜んでくれて…。親孝行になったのかな、と思っています。
日頃から自分でできるトレーニングなどはやっているのですが、やっぱりアクションは難しいですね。剣道をやっていたのですが“間合い”などは、アクションをやる際にも助けになりました。元格闘家の役なので、生身で戦うとこが多いのですが、是非そこにも注目していただきたいと思います。
高田夏帆(石動美空) コメント
美空は不思議な能力の持ち主なんですが、ツンツンしていて、ちょっと反抗的な普通の女の子でもあります。私も想像できなかった、そして皆さんもきっと想像できないであろう、スゴい一面を美空は持っています。楽しみにしていてください。
出演が決まったときは、うれしいし、緊張するし、不安だし…で、大変でした。毎週欠かさず『仮面ライダー』を見ている親戚のキッズたちには、放送を見て「あっ、夏帆ネェが出てる!」って喜んでほしいので、出演することはまだ隠しているんです。そんなこともあって、今はワクワクしています。
役作りのために『仮面ライダー』最新作のDVDを借りて見ました。「ヒロイン、輝いてるなぁ!」と感じたので、私もオンリーワンのヒロインになれたらいいなって思いました。
越智友己(内海成彰) コメント
『仮面ライダー』という大きな作品に携わることができて光栄です。誇りと責任を持ち、これからも頑張っていきます。
年齢的にもラストチャンスだという気持ちで、オーディションに挑戦しました。なので、マネージャーから出演決定の連絡が来たときは、電車に乗っていたんですけど、小さくガッツポーズをしました。内心は叫びたいくらい、うれしかったです。
僕は先輩俳優である水上さんとのシーンが多いので、撮影中にいろいろなアドバイスを頂いたり、面白く見せるお芝居の相談をしたりしています。共演者の皆さんともうちょっと仲良くなったら(笑)、スイーツ部を結成して、大好きなスイーツを食べに行きたいです。今日久しぶりに会ったら、犬飼くんと赤楚くんと高田さんがすごく仲良くなっていて、ちょっとうらやましいなって思いました(笑)。
滝裕可里(滝川紗羽) コメント
謎の美女という設定にはちょっと照れてしまいます(笑)。紗羽は美空ちゃんとは対照的に、足で情報を稼いでくるフリージャーナリストの役なのですが、こういう女の子っぽい服装とハイヒールがポリシーということで、この一年は靴擦れとの戦いになるなと私自身は思っています。そんな紗羽が戦兎くんたちとどのように関わっていくのか、楽しんでいただければと思います。
私にとっては、今作が『仮面ライダーアクセル』、『仮面ライダーゴースト』に続いて3作目の仮面ライダー作品になります。こんなに仮面ライダー作品に出られる人っているんでしょうか? とにかく、ありがたいという気持ちと、今回が初めてのテレビシリーズでのレギュラーですので、期待に応えられるように努めなければという気持ちでいっぱいでした。紗羽が取る行動は謎過ぎて、私自身まだつかめないんですが、皆様にはかなり楽しんでいただけると思います。
みんな、不思議なくらい仲がいいんです。初日から犬飼くんの楽屋に集まってお昼を一緒に食べたり、一気に意気投合。ベストマッチしちゃいました(笑)。作品の中では、戦兎くんと石動さんの掛け合いがベストマッチでおもしろいです。
水上剣星(氷室幻徳) コメント
氷室は非常に謎が多い人物で、僕も今後を楽しみにしています。このキャラクターがたくさんの人に愛されるように、努力していきます。
僕は今年で33歳。この年齢で『仮面ライダー』に出るとは夢にも思っていなかったです。僕には娘が2人いて、毎日のように幼稚園への送り迎えもしているので、嫌われないようにしたいな、と思います(笑)。
監督からは「余裕を持って演じてほしい」と要求されました。「戦兎もまた違った余裕がある役なので、“余裕VS 余裕”という部分を見せてほしい」と。なので、背筋を意識して体幹トレーニングをしたり、目線もあまり動かさず、敢えて相手の目を見ないように気を付けたりしています。
前川泰之(石動惣一) コメント
“おやっさん”という役を演じる歳になってきたのだなぁ、と感慨深く感じるとともに、このような若くフレッシュなみなさんとこれから長く仕事をさせていただけることを楽しみにしています。劇中と同じように若い人たちを見守りながら、一緒に頑張っていければと思っています。撮影が始まり、1カ月ほどが経ちましたが、本当に面白いですので、みなさん期待してください!
僕は昭和の仮面ライダーを見て育った世代なのですが、この世界に自分も入ってお仕事ができるということはとても嬉しかったので、手を上げて喜びました。子供たちには、今朝「実はパパ、『仮面ライダー』に出るんだよ」と話したら、6歳の息子に「パパ、変身するの!?」と聞かれました。すると10歳になる娘が「パパはおじさんだから、そんなわけないじゃん」と(笑)。さすがよくわかっているなと思いました。うちの子はすごく怖がりで、あまりこういったヒーローものは見なかったのですが、今回だけは楽しみにしているようでした。
初登場の最初の言葉が「ボンジョルノ~」なんです(笑)。それくらい軽い! この中で動きもリアクションも大きいのではないかと思います。
監督からは「力の抜けた感じにしてほしい」と言われました。この帽子やメガネも脱力感を表現しているんです。
戦兎、龍我、美空とは、平和のためにともに戦うチームなので、そこのファミリー感が出ると良いな、と思っています。そこのシーンでほっとできるような空気を出せるよう、面白いことをやってみる工夫をしています。