ストーリー
12月8日(日)放送
40はかれない男
ブンブンジャーにあこがれる少年・広瀬イツキ(山本海瑠)が、ひょんなことから錠(齋藤璃佑)に弟子入りすることになった! そこで錠は、イツキに自分なりのヒーロー活動を見せようと街をパトロールし、老人を助け、自転車を修理し、迷子犬を保護した。錠のやっていることは、あこがれのヒーロー活動と違ったため、イツキは不満そう…。さらには、ドラマ撮影中の役者を錠が本物の泥棒だと勘違いして捕まえたため、イツキは「ヒーローは間違えちゃいけないんだ!」と怒った。イツキがそう思う理由は、彼がかつて弟のためにジュースを買いに行っている間に起きた事故が関係している。当時、弟は大ケガをしてしまい、イツキはずっと自分を責めていたのだった。
そんな時、苦魔獣・タイジュウケイグルマーが街に現れて大暴れ! タイジュウケイグルマーは、人々の“恥ずかしい数字”をバラして、ギャーソリンをうばっていった。そこへ駆けつけた錠も、タイジュウケイグルマーに「1番低かったテストの点数」「最後におねしょした年齢」のほか、「大きな間違いをおかした年齢」をバラされてしまった。錠の間違いとは、子どもの頃に父親(金子昇)のために服を温めようとして火事を起こしかけたことだ。しかし、間違いをおかしても錠は、当時父親から言われた「間違うことを恐れるな。怖がって何もできなくなっちゃ、人生もったいねえだろ」という言葉のおかげで、今もアクセル全開で突き進む。やがて錠は、そばにいたイツキに「怖がって自分にブレーキかけるのはもったいないよ!」と熱く伝え、合流した仲間たちとタイジュウケイグルマーを倒した!
再び平和が戻った街には、ブンブラックに弟子入りしたことを楽しそうに弟へ話すイツキの姿が。ブンブラックのことをかっこいいと言うイツキに、錠は嬉しくなった。
一方その頃スピンドーは、新兵器を搭載したブンブンキラーロボを内藤(長戸勝彦)たちと一緒にながめていた。彼らは、一体何をたくらんでいるのか…!?
脚本:森地夏美
監督:中澤祥次郎
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)