ストーリー

9月22日(日)放送

30暴走は俺の物

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 “マッドレックス・フューリー”として復活したマッドレックスは、サンシーターのことすら覚えていなかった。すっかり別人なマッドレックスに、サンシーターは記憶と“暴走魂”を思い出させようと決意! しかし、サンシーターが思い出の場所に連れていっても、宿敵ブンブンジャーのマネをしても、マッドレックスに記憶が戻る気配はない…。
そんな時サンシーターは、「本物のブンレッドと戦えば、記憶が戻るかもしれない」とひらめき、届け屋の仕事を依頼するフリをして、大也(井内悠陽)を呼び出した。しかし、作戦通り大也がやってきても、マッドレックスは無反応だ。そのためサンシーターは、「あの熱いノーブレーキの暴走魂を見せてください!」とマッドレックスに泣きついた。この状況に気付いたディスレースは、面白がってマッドレックスを操り…!?
 再び戦うことになった大也とマッドレックス。そこへ他のブンブンジャーが駆けつけたが、マッドレックスと大也の戦いをジャマさせないために、サンシーターはブンブンキラーロボを召喚! さらに、ブンブンジャーからブンブンパトカー1&2を奪ってパワーアップさせた。サンシーターは、マッドレックスのために命がけでブンブンジャーを追い詰めるが、最後はブンブンジャーロボナイトにブンブンキラーロボを爆破されてしまった。
 その頃マッドレックスは、大也をとことん追い込んでトドメを刺そうとしていた…! しかし、たまたま目に入ったブンブンジャーロボナイトによって、かつての戦いを思い出し、突然苦しみだした。そしてマッドレックスは、「ブーンレッド!?」とつぶやいて、逃げるように消えていった…。
 ハシリヤンの隠れ家に戻ったマッドレックスは、相変わらずディスレースの横に立ち、操り人形のままのよう。サンシーターは、作戦が全て失敗したと思ったが、マッドレックスの愛犬ハシリ犬は、「パラリラパラリラ…」と前までの鳴き声に変わっていた。サンシーターは、それを気のせいと思いつつ、「負けたと思うまで、俺達は負けてねぇ…絶対にな!」と、諦めずに走り続けるのだった。

脚本:山口 宏
監督:竹本 昇
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

ブンレッド(大也)
マッドレックスにとって一番の因縁の相手ブンレッドを呼び出すために、サンシーターはブンブンデンジャーで届け屋本部にウソの依頼をした。依頼がワナだと知らなかった大也は、ハシリヤンと対面してようやく自分自身がマッドレックスへの届け物だと気付いた。