ストーリー

9月8日(日)放送

28光を振り切って

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 玄蕃(相馬理)が、ディスレースに復讐するためにブンブンジャーからいなくなった。残された仲間たちは悲しみつつも、それぞれが自分に今できることをやろうとする。そんな中で錠(齋藤璃佑)は、「“パラリラパラリラ”という騒音がする」という市民の通報を受けて、街をパトロールすることになった。
 その頃ディスレースは、マッドレックスの愛犬ハシリ犬と、カーペットに染み込ませたギャーソリン、そして総合理化学研究所で手に入れたマッドレックスのパーツを使い、怪しい儀式をしていた。この儀式で誕生したのは、ブンブンジャーが倒したはずのマッドレックス! ディスレースは、生まれ変わったマッドレックスに「マッドレックス・フューリー」と名付けた。さらには、新たな苦魔獣ネオングルマーを生み出して、効率よくギャーソリンを回収しだした。
 市民たちの悲鳴に気づいたブンブンジャーは、ネオングルマーのもとに向かおうとするが、そこにマッドレックスが立ちはだかった! しかし、マッドレックスの様子がおかしい。前みたいな暴走魂がなく、大也(井内悠陽)のことを覚えていないのだ。そんなマッドレックスに、大也は「俺は! ブーン、レッド!」と改めて名乗り、戦い始めた。
 大也にマッドレックスを任せて、残りのメンバーはネオングルマーのもとへ。彼らは無事に市民を避難させるが、自分たちは大ピンチになってしまう。こうしたお困りのときこそ玄蕃の出番だが、彼は今いない…。誰もが玄蕃のことを思い出すが、錠は「俺に玄蕃さんの代わりはできない。けど、決めたんです。玄蕃さんが戻るまで、玄蕃さんの分まで…戦うって!」と、1人でネオングルマーに突っ込んでいった。そして錠は、いつものブンブンチェンジアックスロッドモードではなく、アックスモードの必殺技でネオングルマーを倒した。ネオングルマーが消えると、大也と戦っていたマッドレックスもいなくなった…。
 全ての戦いが終わった頃、射士郎(葉山侑樹)はなぜか常槍(堀部圭亮)と会っていて…!? ディスレースの登場、玄蕃のブンブンジャー離脱、マッドレックスの復活、ISA上層部の怪しい行動…。次々と起きる予想外の出来事に、ブンブンジャーはどう立ち向かっていくのか?

脚本:冨岡淳広
監督:渡辺勝也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

未来と錠の気持ち
ブンブンジャーを離脱した玄蕃に、未来と錠がブンブンチェンジャー越しに届けた気持ち。未来と錠は、「みんな、玄蕃の力になりたい」「あたし、オトリでもなんでもやるから」「俺、玄蕃さんのことを尊敬しています」「俺、待っています!」などと伝えたが、玄蕃は「もう連絡してくるな」と通信を切った。
子どもたちが描いた絵
大也の寄付金で救われた、世界中の子どもたちが描いた絵。内藤が大也に届けた。ブンブンジャーやブンブン、ビュンディーなどがたくさん描かれている。落ち込んでいた大也は、このバクアゲな絵をもらって元気になった。