ストーリー

8月4日(日)放送

23炎の逆境野球

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 かつて高校球児だった錠(齋藤璃佑)が少年たちと野球をしていると、グラウンドに苦魔獣・グローブグルマーが現れた! 野球を悪用して子どもたちを悲しませるハシリヤンに、錠は怒りが大爆発。駆けつけた仲間たちを止めて、ハシリヤンに「俺たちと野球で勝負しろ!」と言い放った。
こうして、ブンブンジャーVSハシリヤンの野球対決が開幕! “アウトになるまで何回でもダイヤモンドを回ってOK”というハシリヤンの特別ルールのせいで、ブンブンジャーは初回からかなり苦しんだ。さらには、錠がグローブグルマーの打った火球を顔面に受けて、意識を失ってしまった…。
 錠が目を覚ますと、ブンブンジャーは118点差で負けており、試合はいつの間にか最終回目前だった。「俺がこんな勝負を言い出さなければ…」と錠は落ち込むが、「錠にとっての野球のすばらしさってなんだ?」という大也(井内悠陽)の言葉に救われた。やがて、「野球は、9回裏2アウトまで勝負が分からないスポーツ」「最後まで諦めない不屈の闘志があれば、何かが起きる!」と錠は叫び、逆転勝利を目指して仲間たちと再び立ち上がった!
 ついに迎えた最終回で、錠たちはブンブンジャーにチェンジし、バッドをブンブンブン回し、次々とボールを打っていった。ノーアウト満塁になると、ブンレッドはブンレッド119にパワーアップ! 代打・ブンレッド119は、グローブグルマーの火球を見事打ち返し、その間に仲間たちはフルスロットルでダイヤモンドを走り抜けることに。最終的にブンブンジャーは、ハシリヤンに逆転勝利した。そこから延長戦へ突入するも、ブンブンジャーはブンブンジャーロボに代わって、超バクアゲ合体した“ブンブンジャーロボ119”で巨大グローブグルマーを倒した。
 激闘を終え、平和と子どもたちの笑顔を取り戻したブンブンジャー。錠から野球のすばらしさを教えてもらい、みんな野球が好きになったみたい?


脚本:古怒田健志
監督:加藤弘之
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

勝利
野球の試合で、ハシリヤンに118点差をつけられて最終回を迎えたブンブンジャー。逆転のチャンスで、代打・ブンレッド119がグローブグルマーの豪速球をジャストミートし、仲間たちは超スピードでダイヤモンドを何十周もして逆転し、チームに勝利を届けた。