ストーリー

6月2日(日)放送

14クールとワイルド

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ブンブンマリンに認めてもらうために、水族館へやってきた射士郎(葉山侑樹)。射士郎にとって水族館は、かつてスパイの任務で心も体もボロボロだった自分を癒してくれた、今でも大切な場所だった。
 そんな水族館に、苦魔獣レイゾウコグルマーが現れた。さらには、前に倒したブンブンキラーロボが超パワーアップして大復活! そのため、駆け付けたブンブンジャーは2組にわかれることに。「大切な場所ぐらい1人で守れなきゃ、マリンも俺を認めない」と射士郎は1人でレイゾウコグルマーのもとへ向かい、残りの4人はブンブンキラーロボと戦うことになった。やがて、激しい戦いの中で射士郎は、レイゾウコグルマーに攻撃をバリアされて大ピンチに。しかし彼は、チェンジオフしてボロボロの状態になっても、大切な水族館を守ろうとレイゾウコグルマーに必死で立ち向かった。
 そこへ未来(鈴木美羽)が現れ、「シャーシロはバカだよ! 1人で全部やるとか、刺し違えてもいいとか、なんのために戦ってんの!?」と射士郎のことを怒った。この言葉で射士郎は、プライドの高さゆえに自分を見失っていたことに気付き、「お前を仲間だと認める。背中を預ける」と未来に協力を求めた。こうして射士郎と未来は心を1つにし、息が合った攻撃でレイゾウコグルマーを倒した。
 その瞬間、あのブンブンマリンが射士郎に心を開いた。これによって、ブンブントレーラーとブンブンマリン、ブンブンサファリが爆上合体した新たなロボ「ブンブンジャーロボモンスター」が誕生! ブンブンジャーロボモンスターは、ブンブンキラーロボを見事倒して平和を取り戻した。
 戦い後に届け屋の本部へ戻った射士郎は、ブンブンマリンに「これからもよろしく頼む。俺から君に届け物だ」と花束をプレゼント。しかし、心を開いたはずのブンブンマリンは、射士郎に冷たい態度を取った。素直になれない射士郎とブンブンマリンは、似た者同士で良いコンビなのかも?

脚本:森地夏美
監督:渡辺勝也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

花束
射士郎がブンブンマリンに用意した青い花束。花束をクールに渡した射士郎に、ブンブンマリンは拒絶のクラクションを鳴らしてエンジンを切った。ブンブンマリンの態度に、「なぜだ! 一緒に敵を倒したばかりだろう!」と射士郎は騒ぎまくり、そんな1人と1台に大也は、「素直じゃないんだなぁ、どっちも」と微笑んだ。