ストーリー

5月19日(日)放送

12爆上エンジン

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ブンブンカーに似た、小さな車らしきものを見つけた大也(井内悠陽)。すると、その謎の車(?)が「俺はスピードル! マシンワールドからやってきた、炎神(エンジン)なんだぜ!」と大也に話しかけてきた! スピードルは元の姿に戻れずに困っていて、自分の“相棒”を探しているという。事情を知った大也たちは、スピードルをその相棒のもとへ届けることにした。
 一方その頃、交番にいた錠(齋藤璃佑)のもとに、迷子を連れた謎の男がやってきた。謎の男は、「俺が今からお母さんをマッハで探しだすから、それまで頼むぜ!」と錠に言って消えると、あっという間に子どもの母親を連れてきた!
 そんな中、新たな苦魔獣・ゲタグルマーが現れて、街中は大騒ぎ。大也はスピードルの相棒探しをストップし、仲間たちと一緒にゲタグルマーと戦い始めた。激しい戦いの中でブンブンジャーは、ゲタグルマーに超重い下駄を履かされて身動きが取れなくなってしまい、大ピンチに! そこへ、迷子をマッハで助けたあの謎の男が現れた! 実は彼こそが、スピードルが探していた相棒こと江角走輔(古原靖久)だったのだ。
 走輔はゴーオンレッドにチェンジし、「俺の戦い方は、マッハで前に出るだけだぜ!」とゲタグルマーに突っ込んでいったため、超重い下駄を履くことに! ブンブンジャーは心配するが、ゴーオンレッドは気合で前に進み、スピードルと協力してゲタグルマーに攻撃した。これによってブンブンジャーの下駄が消え、6人のヒーローは必殺技「バクアゲゴーオンハンドリングドライブ」でゲタグルマーを倒した。
その後、巨大化したゲタグルマーにブンブンジャーはブンブンジャーロボで戦うが、またしてもピンチに。そこへ、超強力な助っ人が! なんと、元の巨大な姿に戻ったスピードルが、炎神仲間と一緒に現れて、巨大ロボ「エンジンオー」にチェンジしたのだ。やがて、ブンブンジャーロボはエンジンオーと華麗な連携技を放ち、ついに巨大ゲタグルマーを倒すことができた!
 再び地球に平和を取り戻した、ブンブンジャーとゴーオンレッド。炎神たちとマシンワールドへ行くことになった走輔は、「ヒューマンワールドのことはまかせたぜ、後輩ジャー!」と大也たちに頼み、マッハで消えていった。

脚本:古怒田健志
監督:渡辺勝也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

スピードル
ブンブンカーに似た、人間の言葉を話す生命体。邪悪な力を持つ謎の火球(正体はキャノンボーグ)にぶつかって元の巨大な姿に戻れなくなり、街の茂みに埋もれていた。そんなスピードルに頼まれて、大也たちは相棒・江角走輔にスピードルを届けようとした。