ストーリー

3月31日(日)放送

5警察屋はくじけない

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ISAの命令でブンブンジャーを監視することになった錠(齋藤璃佑)。そんな錠が、「かっこよく人々を守りたい」という理由から、「ブンブンジャーに入れてください!」と言いだした! 誰もが「大也(井内悠陽)は錠を仲間にするだろう」と思ったが、意外なことが起きた。なんと大也は、「今のキミにはムリだ」と錠に言い放ったのだ。
 大也に認めてもらえずに落ち込んだ錠がフラフラ歩いていると、街外れで人々をおそう苦魔獣・ダーツグルマーの姿が。正義感あふれる錠は、ダーツグルマーに勝負を挑んで人々を逃がせたものの、怒ったダーツグルマーからボコボコにされてしまった。そこにブンブンジャーが駆け付けて、いつもどおり一件落着…とはならなかった。いきなり始まったダーツ勝負で、矢を外したブンピンクとブンブルーだけでなく、矢を的に命中させたブンレッドもなぜかダーツグルマーから激しい攻撃を受けたのだ。ひきょうなダーツグルマーによってブンブンジャーが大ピンチになった時、錠は「あこがれだけでヒーローになりたいなんて…俺は何もわかってなかった!」と反省し、ボロボロの状態にもかかわらず立ち上がった! そして、ダーツグルマーに何度痛めつけられても立ち向かい、「警察官の使命は、人々を守ること…だからブンブンジャーも俺が守る!」と叫んだ。
 錠の熱い想いに、「…そうきたか。爆上げだな!」とブンレッドは嬉しそう。その瞬間に調達屋の振騎玄蕃(相馬理)が現れて、錠にブンブンチェンジアックスを届けた。「今のキミなら使える!」とブンレッドに認められた錠は、ブンブラックにチェンジ! 攻撃してくるダーツグルマーを見事吹き飛ばし、ブンブンジャーの3人を守ってみせた。そして4人になったブンブンジャーはダーツグルマーを倒して、巨大化したダーツグルマーにも、新たなロボ・ブンブンジャーロボポリスで勝利した。
 使命感爆上げの警察屋・錠が仲間になったブンブンジャー。新メンバーを祝うカレーパーティーで盛り上がる彼らは、地球に強敵が迫っていることをこの時まだ知らない…。



脚本:山口 宏
監督:渡辺勝也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)