ストーリー

3月24日(日)放送

4ヒーローを呼ぶ声

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 「なぞのタイヤ人間」として有名になったブンブンジャー。ニュース番組によると、「政府がブンブンジャーのことを調べている」らしい。そんななか、ブンピンクにチェンジした未来(鈴木美羽)が、錠(齋藤璃佑)にタイホされて「ISA(国際宇宙対策機構)」につれていかれてしまった! 未来は、取調室で待っていた調(ハシヤスメ・アツコ)に質問責めされるが、全てお見通しの大也(井内悠陽)に助けられた。
その後、調はブンブンジャーと届け屋本部で直接話し合うことになったが、突然「ブンブンジャーには解散してもらいます」と言い放った! 大也には協力してもらうが、ハシリヤンと戦うメンバーはISAが選ぶというのだ。そんな勝手な調に、大也は「手を組んでもいい」と言いつつ、自分の信念は曲げなかった。「ハシリヤンと戦うのは、俺と、俺が認めた仲間だけだ!」「俺たちはアンタの部下にはならない。今までもこれからも、自分のハンドルは自分でにぎる!」と宣言したのだ。
 話し合いがうまくいかないその頃、街中では苦魔獣サウナグルマーが暴れ、熱さで苦しむ人々はみんな「助けて、ブンブンジャー!」「来てくれ、ブンブンジャー!」と悲鳴をあげていた。そのため大也たちは、「一歩でもここを出たら、あなたたちを社会の敵とする」「逮捕、拘束も…」と調におどされても、助けを求める人々のところへ向かった。それは、調の命令で一度は大也たちを止めた錠も同じだった。「警官として、あの声は無視できません!」と錠は調に反発して、大也たちと一緒に飛び出していった。そして、錠は人々を安全な場所につれていき、大也たちは見事なチームプレイでサウナグルマーを倒して、巨大化したサウナグルマーにもブンブンジャーロボで勝利した。
 バトル後、大也が出した条件つきでブンブンジャーはISAに協力することに。2つの組織の「つなぎ役」でありブンブンジャーの監視役は、錠に決まった。話がまとまったところで、ブンブン(声:松本梨香)が作ったカレーでパーティーをすることになったブンブンジャーと錠、調。ヒーローの手伝いができることに喜ぶ錠と、カタブツだけどブンブンにはメロメロ(?)な調によって、ブンブンジャーの日常はどう変わっていくのか…!?


脚本:冨岡淳広
監督:渡辺勝也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

今週のお届け物

ブンブンジャー
世界中で話題の「なぞのタイヤ人間」こと街の人々を守るヒーロー。サウナグルマーにおそわれている人々へブンブンジャーを届けるように、調達屋の振騎玄蕃は大也に依頼した。